1本のクギをたたいて伸ばして、磨き上げたら…… 信じられない変貌を遂げ240万再生「美しい職人技!」「ワクワクします」【海外】(1/3 ページ)
柄頭などには真ちゅうを使用。
鋼のクギを材料にしてミニチュアサイズの剣を作る動画がYouTubeに投稿されました。この動画の再生数は記事執筆時点で240万回を突破しており、2万6000件以上の高評価を集めています。
1本のクギを刀身に
動画が投稿されたのは、エルフの指輪や「ハリー・ポッター」シリーズに登場するゴールデン・スニッチなどの制作過程を公開しているYouTubeチャンネル「soroush jwl」。今回は1本のクギを刀身に加工し、真ちゅうや木材を組み合わせて柄を作ります。
まず、クギの頭部分は細い円柱状に削り、先端はバーナーで加熱した後にたたいて薄くします。表面を研磨したら刀身の型紙をセット。金属用ノコギリで切り出し、多種多様な工具とサンドペーパーを駆使して何度も削ることで刃の形に仕上げます。
溶かした真ちゅうを金型へ
続いて柄を作る工程に入りましたが、溶かした真ちゅうを金型へ注いだ瞬間に飛散させてしまうアクシデントが発生。手順を変えて、金型を加熱し蜜ろうを流し込んでから真ちゅうを注ぐことにしました。
金型から取り出した真ちゅうプレートに型紙を貼り、つばと柄頭を作成。角ばっている木材を丸く削りグリップ部分も作ります。
かつては「頭部分」だったクギの細い部分に各パーツを固定し、最後に赤い宝石をはめ込んだ柄頭を取り付ければミニチュア剣の完成! 火にかけて、何度も研磨した刀身部分は元がクギとは思えないほどに美しい輝きを放っています。
また、2つの磁石を仕込んだ小さい台座も用意。磁力により、まるで剣が宙に浮いているかのようなインテリアとなりました。
コメント欄には、「信じられない」「美しい職人技!」「あなたはめちゃくちゃ才能がある。これからもすばらしい仕事を続けて!」「技術がすごいのはもちろんですが、見ていて子ども心をくすぐられてワクワクします」などの感想が寄せられています。
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