ていねいな芝刈りで庭が見違えたようにキレイになるビフォーアフター動画がYouTubeに投稿されました。仕上がりの美しさが反響を呼び、36万回以上の再生数と1万3000件を超える“いいね”を集めています。
まずは芝生と歩道の境界を“縁取り”する
動画を投稿したのは、芝刈りや庭の掃除ができない事情がある人のために、ボランティアで作業しているフィルという男性のYouTubeチャンネル「Fill's Lawn Care」です。
今回は、ある住宅街にある一軒家の芝刈りです。フィルは、この住宅街では、芝生の手入れが十分にされていない家が多いと以前から気にしていたのだそうです。
まずは、家の前の歩道の縁取りからスタート。家の前には前庭としての芝生が広がり、その外側には歩道が、歩道と車道の間にも芝生があります。緑豊かな作りですが、歩道の両側や縁石の境界では芝生がはみ出ていて整備されていない印象を与えています。
そこで、縦に回転ブレードが付いた草刈り機で、それらの境界の縁取りしていきます。はみ出た芝生をカットしてこぼれた土と一緒にスコップで回収していくと、スッキリとした印象に生まれ変わりました。
同じように、家の敷地内の駐車場と前庭の境界もキレイに縁取りしていきます。このように境界をスッキリさせるだけで清潔感がグッと増しました。
自走式の芝刈り機で面を刈っていく
次に、庭の芝生に着手します。まず、家屋やフェンス沿い、樹木や植え込みの周囲など、大きな芝刈り機では作業しにくい部分を手持ちの機器で短くしていきます。さらに、家屋の周囲にある植え込みをチェーンソーでトリミング。庭の木の垂れ下がった枝もカットして形を整えます。
ここから芝刈りの本番です。芝刈り機に搭乗し、面単位でどんどん刈っていきます。前庭の他、それなりの広さのある家屋の横の部分、さらに、裏庭の芝生はかなりの広さに茂っているので、芝刈り機でくまなく短くしていきます。
裏庭には大きなトランポリン遊具があり、その下も芝生が伸びっぱなしだったので、それをどかして芝刈り機でカットしました。
最後にもう1度縁取り
フィルによると、家主の女性から「この裏庭には犬のフンがたくさん落ちている」と事前に警告されており、実際その通りだったとのこと。ただし、そのフンの掃除については家主に任せると言います。
また、トランポリン遊具を動かすときに脚部がぐらついていることがわかったので、これを家主に報告。使用前に脚がしっかり固定されていることを確かめるようにと伝えました。
最後に仕上がりを再確認するように、芝生と歩道の境界をもう一度整えて作業は終了です。結果的に、ピックアップトラックの荷台いっぱいの芝生を刈り取れました。この日は、この後にもう1軒行きたかったそうですが、この家で5時間も作業に費やしてしまったので明日以降に変更するとのこと。おつかれさま……。
家主の女性は、フィルが庭をキレイにしたことで、「ここがどれほどひどい状態だったかやっと気づいた」と言っていたのだそうです。
「広大な庭が完璧に整えられた」「近所で一番の庭に」
ていねいな芝刈りの様子を収めた動画に、コメント欄には「あなたのおかげで広大な庭が完璧に整えられた」「この庭の美しい仕事に、近所の多くの人が感銘を受けるでしょう！」「あなたの技術と気配りで、近所で一番の庭になった」などの反応が寄せられています。
また、キレイな縁取りへのこだわりについて、「縁取りは見ていてとても満足感があります」「縁取りにより完成時の見た目が格段に良くなりますね！」「歩道の縁取りだけを1時間収録した動画が見たい」という声も上がりました。
※画像は「Fill's Lawn Care」（@fillslawncare）のYouTubeチャンネルより引用
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