夫からの差し入れを収めた写真が、X(Twitter)に投稿されました。入院中の妻が思わず声を上げてしまうほど喜んだ物のポストは、表示数が記事執筆時点で490万件を突破しており、5万5000件以上の“いいね”を集めています。
夫が持ってきた物
投稿したのは双子の出産を控えている「めけこ」(@mekeko87)さん。めけこさんは診察の結果、出産するまでのおよそ2カ月を病院で過ごすことに。そんな入院生活中の出来事を伝えています。
この日は夫が午後休暇を取り、面会に来てくれたとのこと。めけこさんは大喜びで「今日の差し入れM.V.P.」と、真空パックに詰められた食べ物の写真を公開しました。
中に入っていたのはカットされたリンゴ。パックの縁に切り込みが入っているため開けやすくなっています。入院中、フルーツが食べたくても包丁で皮をむく必要があるものは食べる機会を持つのが難しいもの。夫の気遣いにめけこさんは、「思わず声出たww」「家事力勝てない、ありがとう」とコメントしています。
この写真には、「ご主人いろいろすごい!」「行動力の化身だ…」「パックが出来上がった時のよっしゃ! が想像できる」「家事力じゃなく愛の深さだと思う。相手を思ってないと出来ないよここまで」などの感想が寄せられています。
真空パックでも要注意
なお、厚生労働省は真空パックなどの密封食品でも特定の条件を除き、「常温で放置しておくとボツリヌス菌が増殖し、命にかかわる食中毒の原因になることがあります」と注意を促しています。
ボツリヌス菌は、100℃程度では長い時間加熱しても殺菌できないほど熱に強く、真空パックのような酸素が極めて少ない密封状態で増殖し、毒素を発生させる細菌。密封された食品の場合は、「120℃4分または同等の方法で加熱するか、冷蔵保存するなどの対策が必要」としています。
めけこさんの元にも心配の声が寄せられていたとのこと。「この後気になって調べてみました!」と厚生労働省のページのスクリーンショットを添えて報告し、りんごなど差し入れの温度管理に注意すると伝えています。
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