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“がんが脳転移”の山川豊、病おしての歌唱姿がスタジオの涙呼ぶ……サバイバーの共演者「同志として死ぬ瞬間まで生きましょう!」(1/2 ページ)

すばらしかった。

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 肺がんで闘病中の演歌歌手・山川豊さんが12月29日、歌番組「オールスター合唱バトル 冬の名曲&今年のヒット曲を140人が熱唱3時間SP」(フジテレビ系)に出演。病をおしての歌唱に、共演者が涙する場面もみられました。

ステージ4の肺がんで闘病中の山川豊
山川さん(画像は山川豊公式Instagramから)

肺がんで闘病中

 山川さんは2024年1月に肺がんを公表し、治療に専念するため一時活動休止。4月から歌手活動を再開しましたが、10月には肺がんはステージ4で脳と脊髄に転移しており、手術が難しい状態であることを明かしていました。

 山川さんは同番組に演歌チームの一員として出演し、番組後半の2曲目のみ参加。1人遅れてステージに登場するとスタジオは沸き、さくらまやさんが「山川さんは闘病中ということもあり、2回目の曲だけの参加となります。療養の中、間を縫って練習に来てくださいました」と紹介すると、山川さんは「いきましょう」と一言で場を引き締めました。

肺がんをおして「オールスター合唱バトル」に出演した山川豊と演歌チーム
演歌チームとして出演した山川さん(画像は日本クラウン公式Instagramから)

多くの共演者が涙

 演歌チームは、MISIAさんの楽曲「Everything」を歌唱。山川さんはソロパートを担当するなど力強い歌声を響かせており、観客席には涙する共演者の姿が多くみられました。

 またパフォーマンス後には、演歌歌謡グループ「はやぶさ」の駿河ヤマトさんが「山川さんがどういう想いで合唱に立ち向かってくださったのか、ご自分の体だけでも大変なのに、1曲だけでも出てくださる。二度とお会いできないかもしれないと思ってて……」と大粒の涙を流しながら感極まった思いを語っています。

 また審査員の宮本亞門さんは、「実を言うとぼくもがんサバイバー。同志として、生きましょう! 死ぬ瞬間までお互いに生きましょう!」と激励。山川さんは真っ直ぐな瞳で、「はい! ありがとうございます!」と感謝を伝えていました。

視聴者も感動

 同番組の公式X(Twitter)では、山川さんがパフォーマンス後、チーム全員に声を掛ける特別映像を公開。視聴者からは、「本当に感動で胸が震えました」「山川さんの姿に感動しました。本当にありがとうございました」「2曲目は山川豊さんも参加して最高 思わず涙が出ました!!」「感動でずっと泣いてます! すばらしかったです」など大きな反響が寄せられています。

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