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【ハードオフ】2200円で売られていた“懐かしの商品”を持ち帰ったら…… “まさかの展開”に「すげぇ…」「感動」(1/3 ページ)

ジャンク品に手を入れる。

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 5年前や10年前……。少し前にインターネット上で話題になった投稿や動画を振り返って紹介する企画「昔のインターネット発掘!」。今回は2024年2月にYouTubeで公開された、プレイステーション・ポータブル(以下、PSP)の修理を試みる動画です。

ガチで壊れたPSP3000を2,000円で買ってきたら…!!!!!

ディスクを読み込めないPSP

 動画が投稿されたのは、YouTubeチャンネル「ジャンpapa 【ハードオフ】」。さまざまな理由でジャンク品として扱われている物を購入し、動作確認したり、修理したりする様子を公開しています。

 ジャンPAPAさんが今回の動画で入手したのは、PSPの最終モデルである「PSP-3000」(税込み2200円)。バッテリーパックが付属しておらず、専用のディスクを挿入する部分は壊れており、商品票には「パーツ取りにどうぞ」と記されていました。

ハードオフで発見したジャンク品のPSP
ジャンク品のPSPをゲット

 動作を確認すべく、ジャンPAPAさんは購入したPSPに手持ちのバッテリーパックをセット。本体背面にゲーム用のディスクを挿入しましたが、なんとカバーは閉まらず端が浮いてしまっています。PSP自体は起動するものの、ディスクは読み込めない状態。ジャンク品として扱われるのも納得です。

背面のカバーが閉まらないPSP
背面カバーが閉まらない

足りないなら作ろう!

 どうしたものかと考えた結果、壊れている部品や足りない部品は“作ってしまえば良い”という結論に至りました。まずは、ピンセットでゲームディスクを固定するための金属フレームを取り出します。真上から背面カバーを観察してみると、少し反ってしまっています。

ピンがないPSP
ピンがない
背面カバーが反っているPSP
フタが反っている

 そこでPSPの分解を決意。ディスプレイ側から順番にカバーを取り外し、ディスクを読み込む部分をむき出しにしました。接着剤や切り出したアルミ板を使って損傷箇所を修理。よく見ると背面下部のピンも折れていたので、小さく切ったスチール針金を火で炙り取り付けます。

PSPを修理するためディスプレイ側の金具を取る
自分で修理しよう!
足りない部品を自作するため針金を火で炙る
針金を火で炙る

 続いて背面カバーを支えている金属フレームのゆがみを修正。カバーそのものも熱風にさらして柔らかくした後、ゆっくりと力を加えて曲げました。必要なパーツを全て戻しつつ、ついでにボタン周りも掃除します。

針金製のピンを取り付けられたPSP
部品がないなら作る!

 本来は「パーツを取り出すための物」として売られていた商品に、自作パーツを取り付けることでPSPは見事復活。再びゲームが遊べるようになりました。

 この動画は記事執筆時点で120万回以上再生されており、コメント欄には「部品がなければ作るってのができちゃうのすげぇ…」「ジャンクだからできる『最悪壊れてもいいや』って感じが伝わる、その上で直ると感動だよね」「こういう風に自分で直せたりパーツ作れる人ってマジでカッコ良すぎ」「おもちゃのお医者さんになれるな」などの感想が寄せられました。

 ジャンPAPAさんは、YouTubeチャンネルの他にも、X(Twitter/@papaneko0626)とInstagram(junk.papa)、TikTok(junk.papa)も運営しています。

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