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道で“お宝”拾ったと大興奮→磨いたら…… 3430万再生された驚きの職人技に「まさに芸術作品!」「信じられない」【海外】(1/2 ページ)

まさに「磨けば光る」を体現。

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 5年前や10年前……。少し前にインターネット上で話題になった投稿や動画を振り返って紹介する企画「昔のインターネット発掘!」。今回は2021年2月にYouTubeで公開された、「土に埋まっていた石をキラキラの宝石に変貌させる」作業動画を紹介します。

 投稿したのは、宝石をテーマにした動画をメインに発信しているYouTubeチャンネル「Sy e Miguel」(@SyeMiguel)です。

泥だらけの石の正体は……

 今回磨いていくのは、土の中に埋まっていた大きな“クオーツ”の原石。表面は泥で茶色く汚れていますが、内部にはわずかな透明感があり、道端で見かけるような石とは違った価値があることがうかがえます。

土の中から拾い上げたクオーツの原石

 ミゲルさんは原石を持ち帰って、さっそく宝石作りをスタート。まずは500℃のオーブンに入れ、加熱処理を施していきます。冷めてから取り出すと、原石の透明度があがり、内部の亀裂がはっきりと確認できるようになりました。

 お次は亀裂に沿って原石をカットし、宝石作りに使える部分を選定。まるっと大きな原石から約4分の1を取り出し、この部分をベースに“宝石”を作り進めます。

亀裂に沿って宝石作りに使う部分を選定

 まわりの角を取るように、石の形を整えていくミゲルさん。内部に残った亀裂によって石が割れてしまうハプニングに見舞われながらも、慣れた手さばきで楕円形のダイヤモンド型を作り上げていきます。

楕円形のダイヤモンド型に

うっとりするほど美しい宝石が完成

 形を整え終わったら、最終的な研磨作業へ。石の表面を研磨円盤で磨き、よりなめらかに仕上げていきます。この作業によって白濁していた石の表面は、向こうが透けて見えるほど透明度が高い状態に。

表面を研磨

 そして全体の研磨を終え、光をたっぷりと取り込んで輝く無色透明の宝石が完成しました。泥で汚れていた原石から作られたとは思えないほどの美しさに、思わずうっとりしてしまいますね……!

光をたっぷりと取り込んで輝く無色透明の宝石が完成!

脅威の再生数を記録、世界中から称賛集まる

 この動画は公開から約3年間で3430万回を超える再生数を記録。ミゲルさんがこれまで公開した動画の中でも、一番の再生数をほこる大人気動画となりました。

 驚きの変貌に、コメント欄には「まさに芸術作品!」「素晴らしい仕事です、尊敬します」「とても美しいです」「なんて素晴らしい芸術でしょう!」「信じられない」「まさに傑作」と世界中から称賛の声が寄せられています。

動画はYouTubeチャンネル「Sy e Miguel」(@SyeMiguel)より引用

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