【ATLAS彗星】「一生に一度のロマン!」「マイナス等級の輝き見せて!」 ATLAS彗星の地球接近に天文ファン大興奮

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 Twitter上で今、ATLAS彗星が地球の側を通過するという話題が、天文ファンを中心に盛り上がっています。

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5月下旬にやってくる?

 ATLAS彗星が地球にやってくると予想されているのは、5月下旬。その時に月よりも明るく輝き、美しい尾を引いた彗星の姿が肉眼でも楽しめるのではないかと予想されています。

 Twitter上では「マジすごい!」「アイソン彗星以来のビッグニュース!」など、早くも多くの人が期待に胸を膨らませています。

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「ATLAS彗星」の評価は?

 SNS上での反応は、ポジティブなものが83.4%でした。新型コロナウイルス関連の暗いニュースが多い中で、大勢の人が明るい話題に元気を貰ったようです。一生に一度の大彗星になる可能性を秘めているとされ、訪れを待ち望む声が多く聞かれます。

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「ATLAS彗星」の盛り上がりは?

 3月下旬に入った辺りから、天文ファンの間で少しずつ話題となっていました。4月に入った直後、メディア各社がニュースとして取り上げたことで一般の人にも存在が広く知られ、トレンドが一気に盛り上がりを見せています。

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一生に一度の出会いを前に「まさにロマン」「頑張って!」など期待の声

 ATLAS彗星は、2019年12月に発見された長周期彗星です。公転周期が6124年と長く、この機会を逃すと地球には二度とやって来ないとされます。

 そのため、多くの天文ファンが「ロマンの塊!」「これは期待」「明るく長い尾を見せて欲しい」と、待ち切れない様子で状況を見守っています。

 一方、これまで来訪が期待されたにも関わらず、何らかの理由で地球へたどり着く前に消滅してしまった彗星も多く、一部からは「過度な期待は禁物」「裏切られるのは、もうこりごり」など悲観的な声も聞かれます。

 ただ、やはりそれでも期待せずにはいられない人が多いようで、「頑張って欲しい!」と彗星を励ます声が多く聞かれます。

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3月に入り一気に増光、マイナス等級になるとの予想も

 ATLAS彗星が大きな期待を寄せられている理由は、その輝きの強さにあります。

 発見当初は微かに輝く程度だったATLAS彗星ですが、3月に入ってから急速に明るさを増しており、大彗星となる可能性が一気に高まりました。Twitter上では「控えめに見ても1等級くらいになるのでは」「+1から−2の間に落ち着きそう」など、最終的にどのくらいまで明るくなるか、天文ファンの間でさまざまな予想が展開されています。

 急激な増光が確認された3月以降、ATLAS彗星の動向を注視するファンも一気に増え、Twitter上には多くの写真がアップされています。3月下旬には美しい尾を引いている様子も確認され、今のところ順調に輝きを増しているようです。

 最終的にどこまで明るくなるかは不透明ですが、マイナス等級になるとの予想も聞かれます。マイナス1等級は、太陽以外で最も明るい恒星シリウスに匹敵する輝きで、その出会いはまさに一生もの。「このまま大彗星に!」「マイナス等級の輝きを見せて!」と今から興奮を抑えられない人も多いようです。

 これまでアイソン彗星やパンスターズ彗星など、マイナス等級の大彗星になると期待されながら地球まで届かなかった彗星もあり、ATLAS彗星には「今度こそ」という強い期待が寄せられています。

調査概要

調査期間2020年3月1日
調査対象Twitter
調査件数3011 件(10%サンプリング)
調査キーワードATLAS彗星
調査方法対象期間のTweetを「SocialInsight」によるテキストマイニングにより分析
備考実数に近づけるため件数を100%に補正

※本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

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