東海・北陸の高校生の「志願したい大学」ランキングTOP21! 「名城大学」「名古屋大学」が上位に。専門家の意見は?【2024年調査結果・リクルート進学総研】

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 リクルートが運営するリクルート進学総研は、高校生の大学選びの動向を明らかにするため「進学ブランド力調査2024」を実施し、その結果を発表しました。今回の調査では、全国を7つのエリア(関東甲信越・東海北陸・関西・北海道・東北・中四国・九州沖縄)に分けて調査を実施しています。

 本記事では、そのなかから東海北陸エリアの高校生を対象とした、志願度の高い大学を紹介します。ランキングの前に、まずは高校生の志願動向について、リクルート進学総研所長の分析を見ていきましょう。

※高校生が最終的に受験校を絞り込む前段階における「志願したい大学」を聞くことを目的としているため、調査時期は、高校3年に進級した直後の4月となっております。

※本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

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調査概要

調査期間2024年4月2日~4月30日
調査対象東海北陸エリア(静岡県・愛知県・岐阜県・三重県・富山県・石川県・福井県の7県)の高校に通っている2025年3月卒業予定者

(出典元:リクルート「高校生の『志願したい大学』を7エリアで発表『進学ブランド力調査2024』」

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【リクルート進学総研の小林所長はこう見る】東海・北陸の高校生の最新志願動向

 今年から調査をリニューアルし、東名阪の3エリアから全国7エリア(関東甲信越、東海北陸、関西、北海道、東北、中四国、九州沖縄)に調査を拡大しました。そんな中で東海・北陸地域では、文理幅広い学部学科を持つ大規模総合大学が、幅広い高校生からの志願を集めていることが分かります。

 1位の名城大学は、以前は理工系に強い大学でしたが、外国語学部の新設やキャンパス移転等で、女子の人気も高まり、国公立志向が強い東海エリアにおいても人気を集めています。また、20位以内に、エリア圏外となる関東や関西の私立大学が入ってきているのも特徴的です。

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第5位:中京大学

画像:PIXTA

 第5位は「中京大学」でした。学問領域を幅広くカバーする10の学部を有しており、総合大学のメリットを生かした履修システムや留学をはじめ、資格取得やキャリアサポートプログラムなどを構築。学部学科に関係なく、幅広い分野が学べる全学共通科目も魅力です。

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第4位:静岡大学

画像:PIXTA

 第4位は「静岡大学」でした。1875年創立の「静岡師範学校」を前身とし、1949年に5つの学校を統合して設置された国立大学。「自由啓発・未来創成」が理念となっています。卒業生は地元・静岡県内での就職を中心としつつも、東海地方の他県や関東地方などでも活躍しています。

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第3位:名古屋市立大学

画像:PIXTA

 第3位は「名古屋市立大学」でした。愛知県名古屋市瑞穂区に本部を置く名古屋市立大学は、「名古屋薬学校」と「名古屋市立女子高等医学専門学校」を起源とし、1950年に設置された公立の総合大学。2023年4月にデータサイエンス学部を新設し、新時代のための人材を育成しています。

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第2位:名古屋大学

画像:PIXTA

 第2位は「名古屋大学」でした。

 愛知県名古屋市千種区に本部を置く国立大学。自由闊達な学風のもと、人間性と科学の調和的発展を目指し、人文科学・社会科学・自然科学を視野に入れた高度な研究と教育を通じて、人々の幸福に貢献することを使命としています。

 名古屋大学では、学部初年次から大学院までのシームレスなリベラル・アーツ教育と、外国語などのコモン・ベーシックス教育を推進。全学教育を1・2年次で終わらせず、学部を超えた共同学習「超学部セミナー」を3・4年次に実施しているところも魅力です。また、アントレプレナーシップ教育をはじめとする起業支援制度が用意されているところもポイントです。

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第1位:名城大学

画像:PIXTA

 第1位は「名城大学」でした。

 愛知県名古屋市天白区に本部を置く私立大学。「謙虚にものごとの本質をつかみ節度をわきまえ、豊かな包容力と平衡感覚を持ち、抜群な実行力で誰からも信頼される人材」の育成を目指しています。

 10学部を有する、中部圏最大規模の文理融合型総合大学。愛知県の企業から、連携パートナーとしての引き合いが多いところも特徴で、学生は商品開発などさまざまな活動に参加しています。世界25カ国90大学以上の海外ネットワークを有しているほか、英語学習施設「グローバルプラザ」などを通じ、学内でも生きた英語に触れる機会が用意されているところもポイントです。

 ランキングの全順位は、次のページからご覧ください!

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