「狙って消したい」人へ――用途別消しゴム5選

普段何気なく使っているものだからこそ、ちょっとした使い心地の違いが大きく感じられる消しゴム。個性が光る5種類を選んでみた。

» 2014年07月11日 17時12分 公開
[杉本吏,ITmedia]

 普段何気なく使っているものだからこそ、ちょっとした使い心地の違いが大きく感じられる消しゴム。1行消しに適したものから、サイドノック式、ボールペン用、ホワイトボード用まで、個性が光る5種類を選んでみた。

"1行消し”にちょうどいい

 コクヨS&Tの大ヒット商品「カドケシ」以来、細かい範囲を狙って消せるタイプが人気だ。こちらの「ミリケシ」はカドケシと同様のコンセプトを持ちながら、さらに用途は広い。3〜6ミリ+カドの5種類の突起を放射状に並べた形で、A罫ノートには6ミリ幅、B罫ノートには5ミリ幅を使う、といったように狙って“1行消し”ができる。

修正テープと合体

 トンボ鉛筆の「MONO 2way」は、修正テープと繰り出し式消しゴムをコンパクトなボディに一体化したもの。「ノートの“消す”はこれ1つでOK」(トンボ鉛筆)というグッズだ。消耗部分はともに詰め替え式で、本体は繰り返し使用可能。

ホワイトボードの汚れに

 ホワイトボードのインク汚れや消し残しに使えるのが、大正4年創業の老舗メーカー、シードの「ホワイトボード汚れ消しゴム」だ。いわゆるホワイトボード用のイレーサーとは違い、長い間放置されて黒ずんでしまったようなボード汚れに使用する。同社の「オフィスおもいの消しゴム」シリーズには、ホワイトボード用以外にも「水アカ汚れ用」「壁の汚れ用」なども用意されている。

油性ボールペンに

 ぺんてるの「クイックイレーザー 油性ボールペン消しゴム」は、ボールペンで書かれた文字を消すためのいわゆる「砂消し」。カッターナイフの刃の部分の代わりにゴムを装填したようなつくりで、紙面の損傷が少ないゴムを採用しているため、細かい部分をていねいに消すのに向いている。

コクヨのサイドノック式

 コクヨS&Tの「RESARE」(リサーレ)は、消しゴムでは珍しいサイドノック式。持ち替えなしにゴム芯を繰り出せる。ボディも机から転がり落ちにくいスクウェアタイプで、一見して消しゴムには見えにくい個性的な外観となっている。

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