これで3年続いてます――超シンプルな「リバウンドしにくい食事記録」法すずまり流“続く”健康管理(2/2 ページ)

» 2014年10月22日 06時45分 公開
[すずまり,ITmedia]
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「FastEver Snap」を食事記録専用アプリに

 試行錯誤した末にたどり着いたのが、

  • アプリ「FastEver Snap」で撮影して、写真を1枚Evernoteに保存する

 でした。前置きが随分長くなりましたが、方法はこれだけです。

FastEver Snap

 「FastEver Snap」はEvernoteに写真を保存するためだけのアプリです。起動すると即撮影画面。撮った写真がOKなら[保存]ボタンをタップすればEvernoteに送信されるので、とても素早く簡単なところが最大の特長です。設定でノートブックを指定できるほか、タグの指定や、タイトル付けは可能です。再撮影は可能ですが、撮影済みの写真を送ることはできません。

 私の場合、ライフログ専用のノートブックを指定しておき、「食事」タグを付けた状態にしてあります。つまり「FastEver Snap」を食事記録専用アプリとして使っているというわけです。

 撮影時のルールは以下の2点のみ。

  • 食べる前に1〜2枚撮影するだけ
  • 食事全体が写っていればよし

 普段は美味しそうに撮れているかを気にしますが、このときだけは一切無視してシャッターを押します。アプリの起動から保存終了まで3タップ。慣れてくると3秒くらいで終わります。仕上がりを気にしていると続きませんから、多少メシマズ写真になっても気にしないで保存します。

(左)アプリを起動するとすぐ撮影できる状態に (右)右下の[保存]をタップすればおしまい
(左)設定で保存先のノートブックを指定できます (右)タグも指定しておきます

 最近は機種変更してiPhone 6 Plusになりましたので、フォーカススピードが速まり、構えると同時にピントが合っていて非常にスピーディです。「FastEver Snap」はマナーモードも備えているので、外食時もサッと撮れて安心です。カメラロールにも保存できるので、美味しそうに撮れたなら、あとからシェアもできますね。

食事管理のストレスがゼロになった

 効果は絶大。食事の記録方法でまったく悩まなくなりました。食事タグを選択するだけで写真は1個所にまとまるので、いつどんなものをどれくらいの量食べたのかが、ひとめで分かるようになりました。同時に、自分の食事の傾向が見えるようになりました。

日時とともに写真が保存されています。位置情報も有効にできます

 たとえば、緑や赤が少ないと緑黄色野菜不足ぎみ。特に自分はニンジン、ホウレンソウ、海藻類が少ない傾向にあるようです。黄土色や茶色が多いときは揚げ物が多く脂質オーバー気味。揚げ物大好きなんですよね。これからはカキフライを頻繁に買ってしまう時期です。あとはここのところ白米よく食べてるなーとか(仕事だったりもしますが)、パスタ続いてるなーとか、連日同じようなものを続けて食べていることも分かります。

 体組成計を使う習慣と組み合わせることで、間食が多い時期は体重も増加傾向だと気づきました。ついでに、レパートリーの少なさや、盛りつけのひどさも目につきましたが……。

過去の食事も簡単に振り返ることができます。最近白米の量が増えていると今気づきました

 たまに撮影し忘れますが、このスタイルにしてから3年続いています。

 やっているうちに不足している食材を意識して取り入れるようになりました。さらに生野菜や酢の物があれば先に食べるなど、食べ方も意識するようになりました。ファーストフードでも、ファミリーレストランでも、必ず最初にサラダを注文して食べるようになりました。普段何を食べているか把握していると自然とブレーキが働くようで、スーパーのカゴに入れるものも、太っていた頃に比べて格段に健康的。

 体重はどうなったかというと、最も減らしたときより3〜4キロ増で抑えています。増えてるじゃん! と言われそうですが。気合いを入れてフルスロットルで減量していた頃は、目標達成のために間違ったやり方で無理をしていた部分もあり、体にも負担がかかっていました。今、体は楽なうえ、空腹にあえぎながら維持しているわけではないので、一応効果はでていると思っています。

「ちょっと一口」をカバーできないのは悩み

 とはいえ、課題はあります。一番の問題は、つまみ食いや無意識食いまでは記録できないこと。定時の食事は忘れにくいですが、間食は食べてしまったあとに気づくことも。「ちょっと一口」を都度撮るのは面倒なので、つままなくて済むようメインの食事をしっかりとらなくてはと思います。

 あとは、「FastEver Snap」がiOS版しかないのも悩みといえば悩みでしょうか。Androidでも同じ環境が構築できたら便利なので、類似のアプリがないか探してみたいですね。

 これからさらに代謝が落ちていくはずなので、引き続きゆる〜く監視し続けたいと思います。

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