きっかけはさまざまとしても、カメラに興味がわいたらレンズ交換式のカメラを手にしたい。スマホよりもコンデジよりも大きくてゴツッとしていて、最初は「難しそう」と感じるかもしれないが、カメラ初心者を助けてくれる撮影モードやガイド機能を備えた製品も多い。
値段もお手ごろで、「イチガンデビュー」するのにオススメのカメラをピックアップ。
EOS Kiss X7 ダブルズームキット
定番「EOS Kiss」の最新モデル「X7」はコロンとかわいらしい、丸みを帯びた小型ボディが大きな特徴。既存「X5」や「X7i」に比べて大幅と言える小型軽量化は持ち歩きの負担を軽減してくれる。背面液晶を使ってのタッチシャッターも可能なので、スマホ感覚で撮影できる。
D5300 18-140VRレンズキット
下位モデルとして「D3300」も用意されているが、上位機譲りのオートフォーカス性能や、スマホへ画像を転送するWi-Fi、撮影の自由度を上げるバリアングル液晶の搭載からこちらを推薦したい。ズームレンズ2本が付属するダブルズームキットも用意されているが、このキットに付属するレンズは高倍率&全域45センチまでの接写が可能で利便性が高い。
α5000 パワーズームキット
NEXシリーズから数えると登場より数年が経過しているものの、「板とレンズ」をモチーフとしたデザインの新鮮さは今でも失われていない。パワーズームキットのレンズは薄くて軽く、シャッターを押すだけできれいな写真が簡単に撮れる。ブラックやシルバーのほか、ホワイトとピンクのカラバリが用意されているものうれしいところ。
EOS M2 ダブルレンズキット
小型ミラーレスのなかでもトップクラスのAF速度を誇り、ボタン数を最低限に抑えることでタッチシャッターも含め、「構えて撮る」だけのイージーさがうれしいモデル。ブルーやピンクといった他製品にあまりないカラバリも特徴。コンパクトデジカメっぽいデザインに賛否はありそうだが、ファインダーとグリップを備えたカメラが欲しいなら前述のEOS Kiss X7を選ぼう。
DMC-GF6 電動ズームレンズキット
DMC-GF6は前述4モデルより小型のセンサーを搭載するが、高感度撮影の画質も高く、スマホ感覚で使えるタッチパネルも秀逸。背面液晶が可動式なので、ローアングルや自分撮りなど、いろいろなシチュエーションで活躍する。本体の小ささをスポイルしないためにも、レンズは電動ズームを選びたい。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
- とにかく小さく、軽く、そして速い一眼レフ――「EOS Kiss X7」
APS-Cサイズセンサーを搭載したデジタル一眼レフとしては「世界最小最軽量」として登場した、「EOS kiss X7」を試用した。「一眼レフ」という言葉のイメージを裏切るような軽快さが大きな魅力だ。 - ローパスレス仕様にWi-Fi搭載、高画質をシェアする一眼「D5300」 ニコンから
ニコンがローパスレス仕様のデジタル一眼レフカメラ「D5300」を発売する。同社デジタル一眼レフとしては初めてWi-FiとGPSも搭載しており、高画質をシェアして楽しめる。 - フルオートで楽しく撮れる“世界最軽量”ミラーレス ソニー「α5000」
ソニー「α5000」は、エントリーながら有効2010万画素 APS-Cセンサーに「BIONZ X」を組み合わせ、Wi-Fi&NFCも搭載。加えてアプリによる機能拡張にも対応するなど、全方位とも言える強化を果たしたモデル。使用感をお伝えしよう。 - キビキビ使える手のひらEOS、キヤノン「EOS M2」
キヤノンのミラーレス「EOS M2」を試用した。外観の変化には乏しいが、AFを含めた使用感という意味では先代より長足の進歩を遂げており、エクスキューズなしに検討の選択肢に入れることができる。 - チルト液晶にWi-Fi、そして料理認識 楽しい方向へ大幅進化 LUMIX「DMC-GF6」
パナソニックのエントリー向けミラーレス「GF」が大きく変わった。新製品の「DMC-GF6」ではチルト液晶にWi-Fiそして料理認識など、より楽しい方向へ大幅進化したのだ。