電子書籍元年と言われる2010年から月日が経ち、ディスプレイで本を読む行為に違和感がなくなってきた今日この頃。電車で周りを見渡せば、大画面スマホやタブレット、電子ペーパー端末で何かしらコンテンツを読んでいる人が自然と目に入ってくる。
中でも多く見かけるのが、日本が誇る「マンガ」だ。それもアマゾンのKindleのような本の買いきりではなく、無料でマンガが読めてしまうというもの。いわゆる「フリーミアム」の形式を取ったものだ。ユーザーにとって無料でマンガを楽しめるなら嬉しい事この上ないはず。そこで今回は、完全無料でマンガが楽しめるアプリをチェックしてみた。「電子書籍を読んでみたいけど、何から手を付けたらいいのかわからない」という方も、無料マンガアプリから始めてみてはいかが? ――気になる作品が見つかるかも!
ComicWalker
KADOKAWAの「ComicWalker」は、角川の人気作品が楽しめるWebコミックだ。現在アニメが放送中の「ソードアート・オンライン」や「クロスアンジュ 天使と竜の輪舞」など、旬な作品から「艦これ」「機動戦士ガンダム」「新世紀エヴァンゲリオン」まで、非常に豪華なラインナップを誇る。一部作品は英語・中国語にも対応しており海外からアクセス可能。膨大なコンテンツを有する角川らしいサービスと言える。とにかく有名作品の多さが魅力的だ。
comico
ももいろクローバーZのテレビCMでおなじみ、NHN PlayArt「comico」は、商業誌ではない完全オリジナル作品が楽しめるWebマンガサイトだ。comicoが独自に契約した選りすぐり作家のマンガが網羅されており、クオリティも非常に高く、あらすじを読むと興味を引かれる作品が多い。そして最大の特徴とも言えるのがスマートデバイスに特化している点。通常の電子コミックのように横へスライドさせるのではなく、縦にスクロールして読み進めることができるので、スマホでとても読みやすい。
マンガボックス
DeNAの「マンガボックス」は、小学館や講談社などと提携して有名作家の作品を楽しめるるWebコミックだ。「金田一少年の事件簿」の原作者でもある樹林伸氏が編集長を務めている。「寄生獣」「天空侵犯」「穴殺人」のほか、進撃の巨人のスピンオフ「寸劇の巨人」などが人気を集めているようだ。最新号を含む過去12号分が無料で読むことができ、それ以前は電子書籍として購入する必要がある。
ドロップコミック
10月にリリースされたばかりのドリコム「ドロップコミック」は、既に完結している人気の名作マンガを楽しめるiOS用アプリ(Android版は開発中)。本アプリは1日に30分間という制限を設けることで、無料で作品を全巻楽しむことができる。各話を購入して読むこともできるが、スキマ時間に読むには十分使えるハズ。現在は「探偵学園Q」「シュート!」「シュート!〜蒼きめぐり逢い〜」「THE MOMOTAROH」「THE MOMOTAROH Part2」の5作品が配信中。
マンガ読破!
ホームページシステムの「マンガ読破!」は、根強い人気を誇る名作マンガを無料ですべて読むことができるアプリ。広告の表示により、ユーザー登録の必要もなく完全無料を実現している。ラインアップは不朽の名作という感じで、若年層はもちろん、特に年齢層の高いユーザーにオススメのアプリだ。
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