リストバンド型からクリップ型、ネックレス型まで数多くの種類が登場しているウェアラブルデバイス(活動量計)。それぞれの特徴や他機種との比較を、一言でまとめたショートレビューでチェックしよう。
UP24(Jawbone)
すずまり ★★★★(4.0)
健康に関するアドバイスがピカイチ!
測定項目は一般的だが、アプリ「UP」のアドバイスが群を抜いて豊富なのが大きな特徴。健康知識があまりなくても、どうするといいのかを教えてくれるほか、目標クリアへさりげなく誘導してくれる。眠りの浅いときに振動で起こす目覚まし機能のほかに、座りっぱなしを防げるアラート機能や、指定時刻を通知する便利な機能も備える。ボタンの長押しで活動/睡眠のモード切替を行うが、忘れてもある程度推測してくれる。デバイスの形に柔軟性がないので、サイズ選びは慎重に。
園部修 ★★★★☆(4.5)
機能とバッテリー持ちのバランスがよい
毎日の活動量を記録できるのに、バッテリーは1週間程度持つのがポイント。ボタンを押してモードを切り替えることで睡眠の状態も測定できる。脈拍が取れる最新モデル「UP3」もまもなく発売されるが、バッテリーの持ちと機能のバランスは現行製品の中でもトップクラス。専用アプリUPでは、データの管理だけでなく毎日細々とアドバイスをくれるのが特徴。iOSのヘルスケアアプリにもいちはやく対応しており、データが他のアプリと共有できるのもうれしい。
小林誠 ★★★★(4.0)
一日中腕に着けても気にならない
細いバンドのおかげで袖口に隠れる。おかげで着けていることに気付かないほど。睡眠時の計測(非常に興味深い分析ができた)でも気にならないし、仕事中に装着しても問題無し。ただしアプリのUIはいまひとつ。とくに食事の管理が自炊派には×。目的の料理が検索にヒットしないうえ、食事の量の調整もシビアで面倒だ。毎日届くアドバイスは的確だが、詳細なリンクは英語サイトへと飛んでいて日本語訳が欲しい。またバンド側では時間や歩数の表示ができない。価格は妥当。
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活動量計ってどんなもの? 何ができる? と思っている方も多いのではないかと思いますが、ちょうどいいタイミングで非常に精度の高いいい製品が発売されたので、シリーズでお伝えしていけたらと思います。