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Ingressメシ【第1回】歩き疲れたエージェントが行く! 池袋の「麺創房 無敵家」消費カロリー台無し企画

歩き回ったらお腹が空く。ダイエット? 知らんがな! うまいもん食べたい!

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 1日平均5000歩だった筆者の歩数が、最近は平均3万歩へと飛躍的に向上している。理由はあの「Ingress」だ。Android/iOS向けゲームとしてGoogleの社内スタートアップからリリースされたこのゲームは、世界規模で流行しつつある。

 本連載Ingressメシは、「Ingressでやせる!」などという無茶なことは言わずに、ゲームを楽しみがてらポータル付近のおいしそうなものを思うさま喰らって、「せっかく歩き回って消費したカロリーを台無しにして帰ってくる」ことを目的とするものである――。

※(1/19 10:36 追記)掲載当初、一人で複数アカウントを使い分けているような行為を連想させる写真を掲載しておりましたが、そのような事実はございません。しかしながら一部の方に不快感を与えてしまったことは事実です。誠に申し訳ございません。

念のため:Ingressってどんなゲーム?

 Ingressの中身は現実世界のマップや建造物を舞台にした、いわゆる陣取りゲームだ。プレイヤーは最初に青か緑の陣営を選び、「ポータル」と、それらを3つつなげた三角形の広さ(厳密にはその中の人口密度も考慮される)を敵陣営と競い合う。

 ポータルとは、実際の街中にある神社や寺といった歴史的建造物や、駅、図書館、郵便局、公園といった公共施設などが指定されているが、中にはユーザーから申請されたユニークなモニュメントなども数多く存在する。なじみのある地域でもIngressの世界を通して見ると新たな発見があったりして非常に面白いのだ。


自身の周りに表示されるオレンジ色の円の中にポータルが入るよう近づくことで、ポータルにアクションできる

 このゲームの最大の特徴は、実際に自分が街を歩いてプレイしなくてはいけないところ。周りの人に布教しても「ゲームのために歩くなんて……」という声もあったが、実際にプレイしてみたら面白かったといい、今では駅までのバス通勤を徒歩に切り替えてしまった友人もいる。筆者も駅から自宅まで徒歩10分の距離を3時間半かけて帰るなんてこともザラになってしまった。夢中でプレイしていると、長距離を歩く行為が苦ではなくなってしまうところが「ダイエットに効く」「健康に良い」と言われる所以(ゆえん)だ。

 しかし、冒頭でも述べたように、本連載では「Ingressは健康に良いからやろう!」だとか「ダイエットに最適!」といったことは言うつもりはない。Ingressをきっかけに色々な場所へ赴くようになった筆者が、Ingressをプレイして歩き疲れたところで、良さげなお店を見つけ、美味しい食事を楽しむのが目的である。

 まずはゲームの面白さ、そして皆さんのお腹が思わず空いてしまうような気分になってくれれば幸いである。

Ingressの基本はハックから

 時刻は午前1時過ぎ。この日、筆者がやってきたのは東京都豊島区の池袋。通りは家路を急ぐ人もまばらになり、至るところで道路工事の車両が慌ただしく動いている。有数の繁華街ということもあり、普段はIngressの世界でもポータルを争う激戦区となっているのだが、さすがにこの時間帯は落ち着いている。

 さっそくスキャナー(Ingressのアプリをスキャナーと呼ぶ)を開いてみると、既に周囲のポータルは自分の陣営である緑で埋め尽くされていた。青の敵陣に占拠されていれば攻撃して陣取るところだが、今回はひたすらハックして街を歩くことに。ポータルに近づきハック(アクセス)することで、武器やシールド、アイテムなどを手に入れることができるのだ。Ingressを始めたばかりのエージェントは、とにかくハックしまくろう。


圧倒的存在感を放つ巨塔、首都高速・山手トンネルの換気塔もポータルになっている

歩きながらマップを見ていると、青と緑どちらの陣営にも属していない白いポータルを発見
そのポータルへ続く道は、墓地に隣接する細い路地だった。Ingressをプレイしていなかったら一生訪れることのなかった場所だろう

で、お腹が空いた

 ポータルを周って歩き続けること2時間。さすがに足も疲れてきたし、お腹も空いてきた。なによりこの季節の寒さはキツイものがある。なにか温かいものが食べたい。そして激戦区の池袋と来れば……やはりラーメンだ。今回訪れたのは、JR池袋駅東口すぐにある「麺創房 無敵家」というお店。実はここ行列必至の超人気店で、筆者が入った深夜帯でも17席ある店内はほぼ満席だった。

 ラーメンからミニ丼、トッピングまでメニューが豊富で思わず迷ってしまうが、今回は初めてだったので代表メニューの「本丸麺」と「ねぎチャーシュー丼」、「餃子」を頼んでみる。

 とんコク醤油味の本丸麺は背脂がたっぷり入っていて、非常にクリーミーな味わい。中太麺にスープが良く絡み、箸が止まらなくなる。まさに飲み干したくなる一杯とはこのこと。夜中に食べるには背徳感すら覚える美味さ。チャーシューは口の中でホロホロ崩れる柔らかさで、噛みしめると旨味がじわっとあふれてくる。味玉は黄身にしっかりと味がついていて、クリーミーなスープとのメリハリが効いて良いアクセントになっていた。

 テーブルには自家製ブレンド節粉、激辛たか菜、青森県産低臭にんにくが常備されており、味を自由にアレンジすることができる。特に節粉を入れると魚介豚骨に生まれ変わるので、また違った味を楽しむことができて嬉しい。

 餃子はラーメンを引き立てるようなシンプルな味わいだが、付け合わせの特製辛子ゆず胡椒を付けると強く主張してくる。ねぎチャーシュー丼は醤油ベースの味で、ねぎとの相性はバッチリだったがもう少しチャーシューのボリュームがあれば嬉しかったかもしれない。

 そして、個人的に良かったのが水に薄めて自由に飲むことができる濃縮ジャスミン茶が置いてあったこと。飲む度に口の中がさっぱりリセットするので、途中でダレることなくラーメンを最後まで楽しむことができた。そういえば、店内からIngressのポータルに1箇所ハック可能だった。エージェント的にも嬉しい立地かもしれない。

麺創房 無敵家

http://www.mutekiya.com/

南池袋1-17-1 営業時間10:30〜翌4:00


次はどこへ行こう

 こんな感じで今後もIngressをプレイしつつ、美味しい料理を求めて歩き続けて行こうと思う。カロリーは気にしなくても大丈夫、だって歩いてるし!

(次回へ続く……)

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