ファルコムのRPGといえば「イース」シリーズを挙げる人が多いが，その「イース」シリーズと双璧をなす看板シリーズが「英雄伝説」シリーズだ。

「英雄伝説」シリーズは，緻密なストーリーと奥深いテーマ性で根強いファンを持ち，英雄伝説III「白き魔女」，英雄伝説IV「朱紅い雫」，英雄伝説V「海の檻歌」のガガーブ三部作は，壮大な物語でユーザーから高い評価を得ており，20世紀を代表する大作RPGともいえるのだ。

　そして2004年6月24日。新たな「英雄伝説」が幕を開ける。

　シリーズ最新作「英雄伝説VI 空の軌跡」は，導力革命後，人々の暮らしが飛躍的に豊かになった時代，列強のはざまで誇りある独立を保つ小国リベールを舞台に，明るく前向きな性格の主人公・エステルと兄弟同然に育ったヨシュアが「遊撃士（ブレイサー）」を目指し，さまざまな難関に立ち向かい，遊撃士として，人間として大きく成長していく物語を描いた作品。

　今作ではイベントシーンにかなり力が入っているのが特徴。

　これまでの「英雄伝説」シリーズでは，キャラクターの細やかな動きが物語を演出するために大きな役割を果たしていたのに対し，さらにそれに加え，3Dを生かしたダイナミックなカメラワークやアニメーション，膨大な量の会話ビジュアルなどの要素が取り入れられ，ユーザーを物語の世界により一層のめり込むことができるようになっているぞ。

　発売まで後2カ月。SOFTBANK GAMESでは，この「英雄伝説VI 空の軌跡」の徹底特集を随時更新していくので，ぜひチェックしてほしい。

　発売まで期待をふくらませながら，いっしょに盛り上がっていこう！