「伝説の建築家・中村青司の代表作」「絶海の孤島の7LDK」 今にも密室殺人が起きそうな「ブックドア不動産」の間取り図がすごい
ミステリ好きは「あっ」となる間取り。
何やらいわくのありそうな“物件”を紹介する企画「ブックドア不動産」がTwitterで注目されています。不動産情報のように館が間取り図付きで紹介されているのですが、並ぶ文字は「伝説の建築家・中村青司の代表作」「絶海の孤島の7LDK」など怪しげな文面……。ミステリ好きな人にはもうここでピンと来ているかもしれませんが、いかにも連続殺人や密室殺人が起きそうな間取りです。
ブックドア不動産とは、講談社とトーハンが書店で実施しているブックフェア「ブックドア文庫」の一環。このフェアは、書店の棚にドア付きの紙のボックス「ブックドア」が並んでおり、POPのコメントをたよりにドアを開くと本に出会えるというものです。
ブックドア文庫フェアは講談社文庫の40冊を対象に全国の書店で2019年秋にスタート。好評だったため、12月末から第2弾が実施されています。「ブックドア不動産」は、第2弾から新しく追加されたものです。ミステリー小説では館を舞台にさまざまな事件が起こる“館もの”と呼ばれるジャンルが確立されていますが、講談社文庫の中から館ものの本をチョイスし、登場する館の間取り図を使って不動産の物件情報のようにポップを作っています。
講談社によると、ブックドア不動産では8冊の“物件”を紹介しているとのこと。例えば、絶海の孤島に建つ7LDKの十角形が特徴的な物件は『十角館の殺人』(綾辻行人)。床の勾配が2〜3%とやや斜めがちの4階建て12LDKの物件は『斜め屋敷の犯罪』(島田荘司)です。他にも備考欄に「冬はアクセス至難」「廊下が長いです/告知事項あり」など不穏な言葉が並ぶ物件ばかりです。
Twitterでは「不動産に詳しい人に聞きたいのですが、どの物件がおすすめか教えて下さい」「事件が起こりそうな予感」「事故物件ばかり」といった反響を呼んでいるフェア。講談社の担当者にこの紹介方法を思いついたきっかけを聞いたところ、
「本格ミステリ好きの社員ふたりの雑談中に『館ものって最高じゃない?』『見取り図のある小説って最高じゃないですか?』という話が盛り上がり、『館ものの見取り図を不動産広告にしたら僕たちはめちゃくちゃ素敵だと思う』という結論に至りました。そうした経緯があり、ちょうど2019年の秋から全国の書店で実施し好評をいただいていたブックドア企画の第2弾に盛り込むことになりました」
との答えが返ってきました。いいミステリオタクだ……。
ブックドアは講談社文庫のフェアですが、講談社は他レーベルでもタイトルや著者をあえて隠して売り出すフェアを実施しています。講談社タイガとレジェンドノベルスでは、処方箋のように本を進める「よみぐすり」(2019年6月)、ブックカバーに“おたけび”がつづられた「本のおたけび」(8〜9月)に続き、カプセルガチャでオススメの本が出てくる「よみくじ神社」フェアを展開中です(1月中旬に終了予定)。
ブックドア不動産の“物件”
画像提供:講談社
関連記事
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
-
「庶民的すぎる」「明日買おう」 大谷翔平の妻・真美子さんが客席で食べていた? 「のど飴」が話題に【大谷翔平激動の2024年 「お菓子」にも注目集まる】
-
「昔モテた」と言い張るパパ→信じていない娘だったが…… 当時の“驚きの姿”が2900万再生「おおっ!」「マジかよ」【海外】
-
家の壁に“ポケモン”を描きはじめて、半年後…… ついに完成した“愛あふれる作品”に「最高」と反響
-
トイレットペーパーの芯を毛糸でぐるっと埋めていくと…… 冬に大活躍しそうなアイテムが完成「編んでるのかと思いきや」【海外】
-
「何故バレないと思ったのか」 アニメグッズ購入が“親にバレた人”にツッコミ殺到 ひと目で分かる原因に「そりゃバレますって」
-
100均のファスナーに直接毛糸を編み入れたら…… 完成した“かわいすぎる便利アイテム”に「初心者でもできました!」「娘のために作ってみます」
-
プロが教える、年末までにしたいお風呂の掃除術 目からウロコのワザに「なるほど」「これは保存だ!」
-
ザリガニが約3000匹いた池の水を、全部抜いてみたら…… 思わず腰が抜ける興味深い結果に「本当にすごい」「見ていて爽快」
-
遊ばなくなった“シルバニアのおうち”を大改造したら…… 娘が喜んだ“すてきなアイデア”に「なんということでしょう」
-
“プラスチックのスプーン”を切ってどんどんつなげていくと…… 完成した“まさかのもの”が「傑作」と200万再生【海外】
- ザリガニが約3000匹いた池の水を、全部抜いてみたら…… 思わず腰が抜ける興味深い結果に「本当にすごい」「見ていて爽快」
- ズカズカ家に入ってきたぼっちの子猫→妙になれなれしいので、風呂に入れてみると…… 思わず腰を抜かす事態に「たまらんw」「この子は賢い」
- フォークに“毛糸”を巻き付けていくと…… 冬にピッタリなアイテムが完成 「とってもかわいい!」と200万再生【海外】
- 鮮魚スーパーで特価品になっていたイセエビを連れ帰り、水槽に入れたら…… 想定外の結果と2日後の光景に「泣けます」「おもしろすぎ」
- 「申し訳なく思っております」 ミスド「個体差ディグダ」が空前の大ヒットも…… 運営が“謝罪”した理由
- 「タダでもいいレベル」 ハードオフで1100円で売られていた“まさかのジャンク品”→修理すると…… 執念の復活劇に「すごすぎる」
- 母親から届いた「もち」の仕送り方法が秀逸 まさかの梱包アイデアに「この発想は無かった」と称賛 投稿者にその後を聞いた
- ある日、猫一家が「あの〜」とわが家にやって来て…… 人生が大きく変わる衝撃の出会い→心あたたまる急展開に「声出た笑」「こりゃたまんない」
- 友人のため、職人が本気を出すと…… 廃材で作ったとは思えない“見事な完成品”に「本当に美しい」「言葉が出ません」【英】
- セレーナ・ゴメス、婚約発表 左手薬指に大きなダイヤの指輪 恋人との2ショットで「2人ともおめでとう!」「泣いている」
- 「何言ったんだ」 大谷翔平が妻から受けた“まさかの仕打ち”に「世界中で真美子さんだけ」「可愛すぎて草」
- 「絶句」 ユニクロ新作バッグに“色移り”の報告続出…… 運営が謝罪、即販売停止に 「とてもショック」
- 「飼いきれなくなったからタダで持ってきなよ」と言われ飼育放棄された超大型犬を保護→ 1年後の今は…… 飼い主に聞いた
- アレン様、バラエティー番組「相席食堂」制作サイドからのメールに苦言 「偉そうな口調で外して等と連絡してきて、」「二度とオファーしてこないで下さぃませ」
- 「明らかに……」 大谷翔平の妻・真美子さんの“手腕”を米メディアが称賛 「大谷は野球に専念すべき」
- 「やはり……」 MVP受賞の大谷翔平、会見中の“仕草”に心配の声も 「真美子さんの視線」「動かしてない」
- ドクダミを手で抜かず、ハサミで切ると…… 目からウロコの検証結果が435万再生「凄い事が起こった」「逆効果だったとは」
- 「母はパリコレモデルで妹は……」 “日本一のイケメン高校生”グランプリ獲得者の「家族がすごすぎる」と驚がくの声
- 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
- 「真美子さんさすが」 大谷翔平夫妻がバスケ挑戦→元選手妻の“華麗な腕前”が話題 「尊すぎて鼻血」