「とがったツイートは問題視していません」 小湊鐵道公式Twitter担当者なぜ解任? 小湊鐵道に聞いた
一気にトレンドに上がった経緯と理由とは。
2020年5月11日の夜から12日にかけて、Twitterのトレンドに上がった「#小湊鐵道中の人の不当解任に抗議します」というハッシュタグ。不当解任という穏やかでない響きに、何があったのか経緯をまとめ、小湊鐵道に事情を聞きました。
このハッシュタグの発端となったのは、小湊鐵道公式Twitterアカウントが11日の夜につぶやいた「とても急な話ですが、本日Twitter担当をクビになりました」というツイート。そしてその理由として公式アカウントの旧担当者(以下、アカウント担当者)が挙げたのは、「『好き勝手にTwitterをやるな』という事」でした(※この2つのツイートは5月12日現在、どちらも削除されている)。
続けて、12日に日付が変わった直後には「ごっそり削除されています」とツイート。これにより、小湊鐵道公式アカウントの過去のツイートの多くが削除されていることが判明します。
アカウント担当者からは「ガイドラインはおろか、決まりごとは何も無いところからいきなり担当にされ」たことなども語られました。
この流れに、小湊鐵道公式Twitterファンをはじめとする人たちから怒りや戸惑い、悲しみの声が次々と上がります。それまでにもしばしばアカウント担当者がツイート内容について上席者から苦言を呈されたことをつぶやいていたこともありました。その結果、上記のハッシュタグを使ったツイートが一気に増え、トレンドに上がったのが現時点の経緯です。
小湊鐵道公式Twitterアカウントのどんなつぶやきが「好き勝手」だったのでしょうか。小湊鐵道総務部に話を伺いました。
── どうして今回、担当の方を外すことになったのでしょうか。
「非常に熱心に情報発信をしてくれていて、ファンを増やしてくれているということは評価しています。少々あの……尖った発信をしていることも知っていますが、それ自体は実は特に問題視をしているわけではなかったんですよ」(小湊鐵道)
── そうなんですか!
「ただ、会社の内部事情に関わるようなツイートがあり、注意をしていたという経緯がありまして……」(小湊鐵道)
── 普段のツイートのゆるい、ちょっと尖った内容ではなく、外部に発信すべきではない話までしてしまっていたことが問題視された、と。
「そうですね」(小湊鐵道)
── ツイートの内容といえば、そもそもツイートに関するガイドラインがなかったという話も出てきましたが……
「そこは会社側の問題でもあります。会社で作ってもいませんでしたし、実はTwitter担当者はその……本来そういったものを作る責任者でもあるのですが、本人にガイドラインを作るよう指示も出していませんでしたので……。今後は、情報発信についても含め就業規則などを改定していかなければいけないと思っています」(小湊鐵道)
公式アカウントの中の人がファンを集め楽しませていたことや積極的に情報発信していたことは評価されていたもよう。小湊鐵道の公式アカウントは、中の人の交代後も運用を続けていく予定とのことです。
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