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「ゾイド」シリーズが35周年で終了? 一部サイトがうわさ拡散 タカラトミー「終了させるといった予定はございません」

よかった……!

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 1982年から続く人気玩具「ゾイド」が終了するとのうわさが一部で拡散されています。もともとはTwitterに投稿された1枚の写真が発端でしたが、その後一部のまとめサイトが「【悲報】ゾイド生産終了へ、35周年で幕を閉じる」といったタイトルで報じたことから、ネットでは「マジですか」と驚く声があがりました。

ゾイド終了 うわさ 否定 当初「【悲報】ゾイド生産終了へ、35周年で幕を閉じる」と報じていたサイト(現在は訂正済み)
ゾイド終了 うわさ 否定 現在もそのまま「完全終了」としているサイトも

 結論から言えばこれはデマで、本家タカラトミーに問い合わせたところ、「ゾイドについては引き続き弊社の所有する重要なコンテンツと考えており、終了させるといった予定はございません」との回答。また現在、プラモデルシリーズ「HMM(ハイエンドマスターモデル)」を展開しているコトブキヤにも問い合わせましたが、「当社からはそのような発表は行っていません」とのことでした。

 もともとTwitterに投稿された写真は、秋葉原のとある店舗に掲示されたPOPを撮影したもの。POPには「コトブキヤ ゾイドプラモデルシリーズ 2018年3月末の生産をもって全種類販売終了となります」と書かれていましたが、これがまとめサイトなどに転載される際、「コトブキヤのプラモデルシリーズが終了→ゾイドシリーズそのものが完全終了」と変わっていったものと思われます。またそもそも、このPOPの内容自体も店員の勇み足だったようで、投稿者自身が後に間違いだったと訂正。コトブキヤの「HMM」シリーズが終了するという情報はなく、POPも現在は撤去されているそうです。

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ゾイド終了 うわさ 否定 より緻密なディテールと関節ギミックを採用した、コトブキヤのプラモデル「HMMシリーズ」(写真はコトブキヤのサイトより、2018年3月発売予定の「アイアンコング プロイツェン ナイツ」)

 「ゾイド」は1982年にタカラトミーから発売された人気玩具シリーズ。ゼンマイやモーターを使った可動ギミックや、接着剤を使わずに組み立てられる手軽さ、「帝国」と「共和国」の戦いを描いたバックストーリーなどが人気を博し、玩具以外にもアニメやゲームなどこれまで幅広い方面に展開されています。

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