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iPhoneでテザリングできるアプリ「iTether」、App Storeに登場するも速攻消失
JailBreak不要でテザリングができると話題になったiPhoneアプリ「iTether」が、すぐにApp Storeから削除された。
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iPhoneでテザリングができるアプリ「iTether」がApp Storeで公開されたが、すぐに削除された。
iTether(29.95ドル)は11月28日にリリースされてすぐに話題になった。iPhoneをモバイルルータにするテザリングは、携帯キャリアによっては禁止されていたり、別料金がかかったりする。そうした制約を避けるためにJailBreak(iPhoneのロックを解除して非公認アプリを使えるようにする)してテザリングを使っているユーザーもいるが、iTetherはJailBreak不要だ。App Storeではこれまでにも同様のテザリングアプリが登場し、削除されているため、iTetherもそうなると予想する声も多かった。
大方の予想通り、iTetherはリリースから1日ほどでApp Storeから消えた。開発元のtetherは、Appleから「キャリアのネットワークに負担がかかるため、アプリを削除する」と連絡があったとしている。「アプリ申請のときに機能をはっきり説明した。Appleはいくつか質問してきて、デモビデオも要求した。その上でアプリを承認したのに」。Appleがテザリングアプリを認めないのは反競争的だと同社は語る。削除前にiTetheringを購入したユーザーは、アプリを使い続けられるという。
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