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知らない誰かとつながる「1人Bump」ってなんだ?

連絡先の交換に利用されるスマートフォン対応情報交換アプリ「Bump」。基本的に交換する相手が目の前にいるのが前提だが、1人でもできるらしい。

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 iOS/Androidで利用可能なBump Technologies, Incが提供する情報交換アプリ「Bump」を使った「1人Bump」と呼ばれる遊びが広がりつつある。

 「Bump」は端末2つをぶつける(バンプ)だけで簡単に連絡先が交換できるランキング上位常連アプリ。この「Bump」、端末同士が直接通信しているわけではなく、位置情報を利用して送受信している。つまり、タイミングさえ合えば目の前にいなくても遠くの誰かとつながることができるのだ。

 試しにiOS版「Bump」を使ってみた。立ちあげるとすぐに位置情報をオンにするよう求められ(すでにオンにしていると聞かれることはない)、従うと自分の情報ページが表示される。ここで適当な場所でバンプしてみる。するといともあっさりと“どこかの誰か”につながってしまった。

画像画像 あっさりとどこかの誰かにつながってしまった。もしも目の前の相手ではなく、どこかの誰かとつながった場合はキャンセルをオススメします

 現在はこの1人Bumpを試すユーザーが多く、以前よりもつながりやすいとの声もあるが、確かに以前アプリを利用した際、相手端末の状態が悪かったのか目の前の相手ではない人とつながったことがあった。

 実はこうした“どこかの誰か”につながり個人情報を拡散させてしまう危険性はサービス当初から指摘されていた。とはいえ、実際に「接続」するかどうかはユーザーに委ねられており、連絡先についても誰にどの情報を送るかをこちらで選択することができる。また、アプリ上でも「一人でbumpしないでください。」と注意を呼び掛けている。

 しかし、うっかりすべての情報を見ず知らずのどこかの誰かと交換してしまうこともありえる。利用する際は安易に知らない誰かには接続せず、交換する情報も精査する必要がありそうだ。

画像画像画像 互いの端末の“位置情報”と“連絡先情報”が加速度センサーの機能をきっかけにBumpのサーバーへと送信され、位置が近く同タイミングのユーザーをつないでいる

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