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気象庁は12月16日午後2時、北海道十勝岳の火山活動が活発化しているとして、噴火警戒レベルを1(平常)から2(火口周辺規制)に引上げた。
今年7月ころから火口近くで膨張が起きており、今後ごく小規模な噴火の発生する可能性が高まっていると判断した。ここ数年、山体浅部の膨張や大正火口の噴煙量増加および地震増加、火山性微動の発生、発光現象などが観測されていた。
北海道の美瑛町と上富良野町では火口周辺への入山規制を実施する。
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撮影は9月28日。