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日本気象協会は、所属する気象予報士127人による「日本気象協会が選ぶ2014年お天気10大ニュース・ランキング」を発表した。
気象に関する情報やニュースの中から、印象に残ったものを選びランキングとした。1位には2月に発生した「関東甲信を中心に2週連続の記録的な大雪」が、2位には9月27日11時53分に発生した「御嶽山噴火、上空の風に流され甲府でも降灰を観測」が、3位には「西日本各地で8月に豪雨」が入った。
1位「関東甲信を中心に2週連続の記録的な大雪」:2月7日から9日にかけての雪で、東京都心で27センチ、千葉県千葉市では観測史上1位となる33センチの積雪を観測。また、翌14日から16日にかけて内陸部を中心に前週を上回る記録的な大雪となり、山梨県甲府市では過去最多の倍以上となる114センチの積雪が観測され、道路や鉄道の通行止めで複数の地域が長期にわたって孤立状態に陥ったり、亡くなられた人もいたりと、各地で大きな被害が発生した
2位「御嶽山噴火、上空の風に流され甲府でも降灰を観測」:9月27日午前11時53分に噴火した御嶽山(長野県・岐阜県境)により多くの登山者が犠牲になり戦後最悪の火山災害になった。火山灰は、上空の風に流され同日午後6時30分には御嶽山から約100キロ離れた甲府気象台でも観測されている。死者57人、行方不明6人(10月23日現在)。火山に対する安全対策強化に加え、観光業などにも深刻な影響を与えた
3位「西日本各地で8月に豪雨」:台風や前線の影響で西日本を中心に大雨が続いた8月。四国地方を中心に記録的な大雨となった。また、中旬から下旬にかけては、日本海沿岸付近に停滞していた前線に向かって暖かく湿った空気が入り、北日本から西日本の広い範囲で大気の状態が不安定となり、24時間降水量が200ミリを超える大雨が各地で観測された。特に20日には広島県広島市で大規模な土砂災害が発生し、多数の犠牲者がでた
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