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表現上の問題によりマンガボックスでの連載が終了したと言われているマンガ「境界のないセカイ」が、別の出版社へ移籍して連載されることが決まったと作者の幾夜大黒堂さんが自身のブログやTwitterで報告しています。
同作は“好きな相手が同性だったら?”をテーマに描いた作品。作者が聞いた話では、性的マイノリティへの配慮から講談社からの単行本の発売が中止になり、収益があげられる見込みがなくなったとしてマンガボックスでの連載を終了となったそうです(関連記事)。
連載中止が発表されてから、作者自らが他の出版社へ提案し、連載の継続を取り付けたようです。応援してくれた読者に対する感謝ともに「おかげでなんとかなるっぽい!」と喜びを表現したイラストを投稿しています。
しかし、エイプリルフールに触れ「四月バカだった場合っていつネタばらしすればいいんだっけ?」との気になる投稿も……。正式な発表は後日とのこと。
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