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降伏と占領開始を告げる「降伏文書」「指令第一号」の原本、一般公開へ 戦後70年の節目に

軍艦ミズーリで調印した「降伏文書」や、日本軍の戦闘停止と武装解除などを告げた初の一般公開となる「指令第一号」を外務省外交史料館が展示する。

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 外務省外交史料館では8月31日から9月12日の期間、「降伏文書」と「指令第一号」の原本を特別展示する。戦後70年の節目として企画された。入場は無料。

 1945年9月2日、東京湾上の米国軍艦ミズーリ号で降伏文書に調印したことでポツダム宣言の受諾と連合国軍による日本占領が正式に決定した。

外務省 降伏文書

 公開される降伏文書には当時の重光葵外務大臣と梅津美治郎参謀総長の両全権、続いてマッカーサー司令官はじめアメリカ、中国、イギリス、ソ連、オーストラリア、カナダ、フランス、オランダ、ニュージーランド各国代表が署名している。

外務省 指令第一号

 また、降伏文書に添付された一般命令第一号では、対日占領の前提となる日本軍の戦闘停止と武装解除の手続き、軍事施設、捕虜・抑留者に関する情報提供、外地日本軍の降伏相手先など、軍事事項の細目が規定されている。指令第一号が一般公開されるのは初めて。

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