ITmedia ガジェット 過去記事一覧
検索
ニュース

「おじゃる丸」役・小西寛子の名誉を毀損する書き込みの疑い 容疑者が書類送検に

「NHKに高額なギャラを要求しておじゃる丸を干された」などの書き込みを繰り返していた疑いで書類送検。

PC用表示 関連情報
advertisement

 アニメ「おじゃる丸」のおじゃる丸役などで知られる声優・小西寛子さんに対し、ネット上で業務妨害や名誉毀損行為に当たる書き込みを繰り返していたとされる神奈川県在住の容疑者を、長野県警が3月18日午前中に長野地方検察庁に名誉毀損の疑いで書類送検しました。

小西寛子 容疑者の書類送検を報告する小西寛子さんブログ

 小西さんの公式ブログによると、容疑者は2014年4月末頃にネットで「元声優の小西寛子、ネット訴訟で損害賠償をせしめようとする」「NHKに高額なギャラを要求しておじゃる丸を干された」「事務所が脅迫した」などの書き込みを行っていたとのこと。所属事務所であるオフィススクワレル合同会社(長野・信濃)は、社会的信用を低下させる悪質な営業・業務妨害に当たるとして書き込みを中止するよう繰り返し通知していました。

 しかし容疑者は警告を無視し、ライターを名乗る協力者たちと継続して掲示板やTwitter、Wikipediaなどに名誉毀損となる記事を執拗(しつよう)に掲載し続けたそうです。書き込みはまとめサイトに蓄積されるなど広く拡散されていたことから、同社は被害の修復の可能性は低いと認識。長野県警長野中央署刑事課に複数件の刑事告訴を行いました。

 今年2月22日には長野県警察本部サイバー課と長野中央警察署刑事1課が容疑者に対し取り調べを行い、携帯電話やパソコン、サーバー上のログなどを押収。本人も書き込みを認め、3月18日に書類送検されました。

小西寛子 メディア取材に対応する小西さん(公式ブログより)

 同社はブログで「『インターネットの名誉毀損犯罪』、業務を妨害したり、人を中傷したりする行為は許されるものではありません、今後いっそうこういった問題に取り組んでいきたいと思います」とコメント。今後も風評を流した人への聞き込みや損害賠償請求など法的対応を検討するとしています。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

ページトップに戻る