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コマンドを打ち込んでミッションをクリアせよ ハッキングシミュレータ「ハックネット」でハッカー気分

気分はハッカー。

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 東京ゲームショウでインディーゲームコーナーに出展されていたハッキングシミュレーター「Hacknet Labyrinths」(ハックネットラビリンス)をプレイしてみました。2015年にリリースされた「Hacknet」の追加コンテンツ版で2017年3月にSteamでリリース済み。雰囲気ゲーかとおもいきや、なかなかの手応えです。

 ストーリーは謎のハッカーからプレイヤーにメールが送られ、その指示に沿ってハッキングをするという内容。コマンドプロンプトのような画面が続き、キーボードを使ってコマンドを打ち込むリアルなハッキングを体感できる仕様です。与えられた指令を読み解くにはある程度のネットワークに関する知識が必要ですが、少なくとも序盤は操作方法を丁寧に解説してもらえるため、大きくつまづくことはありません。複雑なゲーム画面と高い完成度のBGMがハッカー気分を盛り上げます。


hacknet ハックネット ハッカー 文系にはつらいゲーム画面(Steamより

 最初は「このコマンドを打ち込め」や「このコンピュータにアクセスしろ」の様なシンプルな指令ばかりのため、ハッキングの知識がなくてもサクサク進めることができますが、途中からは指令のレベルも上がり現場のスタッフからアドバイスを受けないと進められない状況になってしまいました。とはいえ、分かってしまえば「あ〜そういうことね!」という感じで、パズルを解いたときのような感覚が味わえます。時間の関係で長時間プレイすることはできませんでしたが、かなりやりごたえのあるゲームのように感じました。


hacknet ハックネット ハッカー 最初は簡単な指令ばかり。ヒントもあります

hacknet ハックネット ハッカー 指令は徐々に複雑になり、「自分のノードに接続して特定のファイルを見つけ、それを削除しろ」という指令に

 ある程度は専門用語を理解する必要があり「人を選ぶゲームかも?」とも感じますが、分かる人にとってはとことん楽しめるゲームとなっています。ネットワークの知識に自身がある方はチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

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