『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』MovieNEX発売に合わせて野性爆弾くっきーさんがプロモーション動画に登場。これさえ見れば4分ちょっとで『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』をおさらいできるという触れ込みですが野性爆弾ワールドがさく裂した結果、より疑問が深まるシュールな映像になってしまいました。

舞台は銀河杯と銘打たれた将棋の対局。くっきーさんの歌う謎の曲をBGMに、くっきーさん扮(ふん)する川島名人と四段にしては少しお年を召されすぎている高橋四段の対局が始まります。

そして解説を務めるのは、またまたくっきーさん扮(ふん)する白髪の男とYouTube番組「持ち方講座」でもくっきーさんの相方をしていたトリートメント・エレーンこと坂本麻子さんです。

最初のうちは(くっきーさんが二人いること以外)何事もなく進められていくと思われた対局ですが、高橋四段が2四歩と指したことからトラブルが発生。なんと川島名人が高橋四段の指した手に対して「下げろ」と難癖をつけ始めたのです。


川島名人の要求はどんどんエスカレートし、しまいには「下げてサンバ」まで披露する始末。

サンバの圧に屈したのか、要求通り歩を下げてしまう高橋四段ですが、その様子を解説者くっきーは「説得に説得を重ねとうとう折れてしまった歩」が「レイとルークの出会い」であると解説。そうだ、そういえばこれスター・ウォーズの解説だった。

さらに局面が進むと川島名人がどこからともなくチェスの駒を取り出し自軍の守備を固めます。これには高橋四段も一瞬驚いた表情をしますが、直後、冷静にクイーンで返し、勝負はもうめちゃくちゃに……。

その後も両者譲らずチェスの駒を展開していきますが……。

膠着状態に痺れを切らしたのか、川島名人が突如ガムテープを取り出し、駒を取り除いてしまいます。

さらに、盤面をあらかた破壊しつくした後は将棋盤とチェス盤をなぜか高橋四段の腕ごとテープでグルグル巻きに……。

この状況は解説者くっきーいわく、チェスと将棋二つを掛け合わせることで「レイとカイロ・レンの共闘」を表現しているとのこと。なるほど意味が分からない。

その後、いつの間に仕切りなおしたのか、川島名人が全軍で高橋四段の王将を追い詰めるという形に。

後がなくなった高橋四段の取った行動は、自軍の王将の駒を握りしめるというもの。
すると次の瞬間、高橋四段の身体が……。

高橋四段の消滅という形で対局は終了したのか、坂本さんは特に驚いた様子もなくMovieNEXの紹介に移ってしまいます。

そして最後は坂本さん自身も消滅してしまい、視聴者の頭の上には大きな?マークを残したまま動画は終わってしまいました。

そんな最初から最後まで意味不明というほかない動画でしたが、要するに『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』MovieNEXが4月25日に発売されるということらしいです。MovieNEXは「Blu-ray disc」「DVD」「デジタルコピー本編」などを1つのパッケージにした商品。メイキングや未公開シーンなどのボーナスコンテンツも収録されています。デジタルも配信中です。
本編を見ると一見意味不明なくっきーさん動画の謎も解けたり解けなかったりするかも? 気になる人は公式サイトをチェックしておきましょう。