海外留学を考えるとき、まず悩むのが“どの国にするか”──検索エンジンで「おすすめの留学先」と入力して調べると、どのサイトでも必ずと言っていいほど第1候補に挙げられているのがカナダです。

 カナダといえば、自然豊かなイメージで、ナイアガラの滝や世界遺産のカナディアンロッキー、あとはメープルシロップなどが思い浮かびます。芸術も盛んで、音楽ではセリーヌ・ディオンや、最近ではザ・ウィークエンドなど、数多くの有名アーティストの出身地としても知られます。

 そんなイメージのカナダですが、日本人の留学先としてどうしてこんなに人気なのでしょうか? この記事では、留学先としてのカナダの魅力、そして学生から社会人までのライフステージ別に留学スタイルの例を紹介します!

カナダ留学が人気の理由

 日本人が海外で長く過ごすとなると、まず気になるのは治安。カナダが選ばれている理由の1つもここにあります。カナダの主要都市は世界でもトップクラスに安全な場所として知られ、経済平和研究所(IEP)による国別の平和度指数ランキングでも上位常連の国のひとつ! そのため、学生の初めの一歩にも向いていると言えそうですね。

 また、英語力の向上が目的の場合は特に、現地の方の訛りや発音など、どんな英語が話されているのかも重要。カナダは、訛りやイギリス英語が聞こえてこないわけではありませんが、話されている英語は基本的に日本の学校で勉強するアメリカ英語に似ており、発音も大きな違いがないのがメリットです。教育レベルが世界的に見て高水準な国でもあり、学びの環境として優れていると言えます。

 観光面では、多くの国立公園があり、美しく雄大な景色が見られます。同時に、主要都市は都会的で、また国際色豊かな環境とあって、さまざまなアートや文化に触れることもできます。語学留学先として人気の国というだけあり、世界中から留学生が集まるので、学生同士の交流も楽しめます!

カナダのどの都市がおすすめなのか?

 日本と比べると、国土面積が約26倍もあるカナダ。当然ですが、都市によって特徴や、そこに留学することの魅力も変わってきます。

 カナダ留学の二大都市として挙げられるのは、トロントバンクーバーです。東部に位置するトロントは、超高層ビルが立ち並ぶ大都市。エンタメやショッピングエリアが豊富で、より多国籍な場所に身を置きたい人には向いているかもしれません。世界的にも有名なロイヤル・オンタリオ博物館や、オンタリオ美術館があるのも魅力です。周辺にはナイアガラの滝も。冬は寒さが厳しいことでも知られています。

 バンクーバーも大きな都市ですが、こちらはカナダ西部にあり、比較的過ごしやすい気候となっています。夏も湿度が低く、美しいビーチなどの自然をのんびり楽しみたい人にとってが魅力的です。スキーヤーが集まるグラウスマウンテンでも知られています。またトロントと比べて、日本からアクセスしやすいのもポイントです。

 カナディアンロッキーの観光の中心地であるバンフも、壮大な自然の中で学びたい人にとっては選択肢に入るかもしれません。他にも、カナダの首都・オタワには国会議事堂や世界遺産のリドー運河があり、文化や自然に触れながら、英語学習に集中したい人に向いていそうです。

年齢層ごとの選択肢・メリットを考える

 留学先の国や都市を選ぶには、「どんな目的で留学するのか」も大きく影響するでしょう。そして、留学に行く人の年齢やライフステージによって、留学の目的やその後の目標は異なってきます。

 ここでは中学生・高校生・大学生・社会人の大きく4つに分けて、それぞれどんなタイプの留学や選択肢があるのか見ていきましょう。

 中学生の場合、学校の長期休みを使った数週間の語学留学という選択肢がまず挙がるでしょう。語学力の向上はもちろん、海外の高校進学といった将来の選択肢を広げる意味でも、この年齢からの留学経験は大きいはず。

 高校生は、長期休みを利用した短期留学の選択肢・メリットについては基本的に中学生と同様ですが、大学受験の総合型選抜(AO入試)などで武器の1つになるといった、より戦略的な理由もあるでしょう。将来的に海外の大学進学を考えているなら、語学力・コミュニケーション能力の向上等を目的とした留学もひとつの手です。

 大学生が留学するメリットは、ずばり、まとまった時間を自由に使える点にあると言えるでしょう。長期休暇や休学など、まとまった時間を確保する選択肢が一番取りやすい時期でもあります。海外での就職に興味があるなら、大学生のうちに思い切って長期留学に挑戦してみるのもよさそうですね!

 学生時代と比べてなかなか時間が取れない社会人世代は、キャリアアップや海外就職といった、より明確な目標を決めると、気持ち的にも前向きに留学に踏み出せそうです。そんな自己投資としての面に加えて、充実した時間を求める人は、「旅行も楽しめる」と考えて観光地も重視すると、留学中の生活を楽しめそうです。

世界最大級の教育機関「EF」で、安心のカナダ留学

 ここまでは、カナダ留学が人気な理由、そして留学の目的やメリットなどを紹介してきました。そして留学先を決めたなら、次に悩むのが留学の手配について。初めて留学する場合は特に、実績が豊富でサポート体制も柔軟な、留学手配の専門サービスを利用するのが安心です。

 1965年創業の「EF」は、「Education First (教育を第一に)」をモットーに設立されたスウェーデン発祥の国際教育機関。提携している学校の紹介や手続きを代行する留学エージェント会社とは違い、EFは世界中に直営の語学学校を持っており、独自に開発された学習法「EFメソッド」を使った授業を、豊富な経験を持つ講師から受けることができます。

 EFのカナダ留学は、トロントとバンクーバーの2都市で手配することが可能です。キャンパスは「EFトロント校」 「EFバンクーバー校」「EFバンクーバー・アイランド校」と3校ありますが、どこも共通して交通機関からのアクセスが良く、ショップやカフェも近くにそろっています。

トロント・ダウンタウンにある「EFトロント校」のキャンパス
モダンな校舎の「EFバンクーバー校」のキャンパス内

 ちなみに中高生の初めての語学留学先としてEFがおすすめしてるのは、周辺の治安が良くて自然も豊か、フレンドリーな人が多い「EFバンクーバー・アイランド校」だそうです。こちらはカナダで最も美しいとされる都市の1つ、ブリティッシュコロンビア州の州都・ビクトリアに位置しています。

学生ラウンジ等の設備を完備する「EFバンクーバー・アイランド校」

 EFの各キャンパスなら、ヨーロッパを中心に世界中から学生が集まっているため、自然とグローバルな環境に身を置くことができます。そして多様なのは出身地だけでなく、世代も学生から社会人、シニアまで、幅広い年齢層の人々が通っているというのも大きいでしょう。ここでしかない貴重な出会いから、生涯の友人ができるかもしれません!

グループ留学に、親子留学も!? 「EF」留学の多様なスタイル

 年齢や留学先からプログラムを選択したら、週ごとの授業数を選んだりと、コースをカスタマイズして、自分に合った学び方でスタートできるのが嬉しいところ。なお、カナダ留学のプログラムは、数週間から行ける「カナダ語学留学」、特定の条件を満たすと最大2年間滞在できる「カナダワーキングホリデー」、そして「カナダ高校留学」「カナダ大学留学」などが人気が高いとのこと。

 EFでは他にもさまざまなスタイルの留学コースが用意されているので、興味があればまずは無料の資料請求をするといいでしょう。語学力の向上、試験準備、将来のキャリアのためと、いろいろな目標に合わせたコースがあるというメリットのほかには、留学の不安を軽減するサポートもあります。

 特に中学生の留学に関しては、個人での参加が不安な場合、添乗員付きのグループ留学が選べるというのも見逃せません。強いグローバルネットワークを持ち、留学先のスタッフと日本国内のスタッフが常に連携しているので、トラブルにもスムーズに対応してもらえるといった心強さがあります。

 グループ留学では、他にも親御さんが安心できる特徴として、豊富なアクティビティを安全に楽しめるといった面も。コース費用から滞在費・渡航費、アクティビティ費用などが含まれているオールインクルーシブのプランなのも嬉しいです。

 もし親御さんも英語学習に興味がある場合、お子さんと一緒にカナダ留学し、25歳以上の方向けの社会人留学コースに参加できる「親子留学」という手もあったり。

快適な空間が用意された学習の旅へ

 EFの「カナダ留学」のページで気になるコースが見つかったら、LINEで相談および資料をダウンロードして、プランの詳細を確認できます。カウンセラーとの無料カウンセリングや、対面式の説明会の開催日程も各コースのページからチェックできますよ。

中学生から社会人まで! カナダ留学の体験談

 最後に、「EFカナダ留学」を利用してカナダ留学をした“先輩方”の体験談を紹介します。4人の率直な感想から、ぜひ具体的な留学のイメージを膨らませてみてください。少しでもワクワクしたら、あとはその心の動きに従って行動するのみです!

 バンクーバーでの生活では、日本では味わえない大自然を満喫することができ、アクセス抜群の観光地は本当に感動的でした。社会人になってから留学をしたことで、学生時代では考えられなかった視点や行動力を活かしたカナダ留学を満喫出来ました。

 バンクーバーは英語の訛りが少ないため、きれいな英語を学べると思ったのと、住みやすく留学に人気のある都市と聞いたので、そこでのカナダ留学を選びました。留学に不安を感じている人もいると思いますが、EFは本当に素晴らしい学校でした。海外で医療職につくという新たな目標も出来ました!

 大学の国際センターでEFを勧められたのがきっかけで、EFでのカナダ留学を決めました。フランスやメキシコ、イタリア出身のクラスメイトが多く、明るくてフレンドリーな雰囲気の中授業を受けられました。

 EFのクラスは15人くらいで、プレゼンテーションをしたり外に出る授業など、生徒中心の授業が多かったです。今回のカナダ留学で、英語力だけでなく積極性も身に付き、将来はグローバルに活躍する人になりたいと思いました!

関連リンク

EF Education First