夏がやってきた。毎年思うが、去年どう過ごしていたのだろうと思うほど「ありえない」と感じる暑さだ。一歩外に出ただけで滝のように汗が流れる。

 特に汗が止まらないのが、移動時間だ。部屋や建物の中はエアコンで涼しくできても、外に出ればそうはいかない。電車の中なんかはエアコンが効いていて涼しいけれど、ホームに降りるとムワッと暑い。そして外に繰り出そうというとき、最後に待ち受けるのが「駅の階段」だ。

 エスカレーターも無いし、ここを上るしかないのか……そう思ったとき、目の前に“涼しげな光景”が現れたのでございます。

 夏が開幕した。それは気温を見れば明らかだし、外を歩いても当然感じる。ありえない暑さだ。そんな暑さの中でも、我々は目的地まで移動しなければならない。

どうも、この記事を書いている地主です暑いです

 通勤だったり通学だったり、理由はさまざまだとは思うけれど、なんにせよ目的地に行かねばならないのだ。移動には駅を利用することも多い。そしてたいていの場合、そこに階段が存在する。

 階段は普段でもキツいし、暑いときの階段は、普通の気温と比べて1986倍キツい。体感だけど。汗もより流れる気がする。

暑い時期の階段ってよりキツく感じますよね

 私は今、池袋駅の地下にいる。東口方面の地上に出るために最後に上るのが、「いけふくろう」像の前にある大階段である。目的地に向かうためには、この階段を上らなければならない。

 階段を上るのもキツいし、この階段を上ったらもうすぐそこに、灼熱の直射日光が待っているのだ。想像するだけで汗が吹き出しそうになる。

!?

 すると、視界が急に涼しくなった。

 あんなにうんざりしていた階段なのに、急に「涼」を感じたのだ。視界が涼しげなブルーでいっぱいになった。あの大きな階段が氷のビジュアルになっていたのだ。階段を上るために近づけば、視界全てが氷まみれで埋め尽くされた。

視界が氷でいっぱいになります!

 よく見ると、洗剤の「アリエール」の広告らしい。「せめて視界は涼しく」と書いてある。階段のこんな場所に広告が出ているなんて驚いたけれど、この作戦はアリだ。アリエールだけに。

 この「氷の階段」は、池袋駅のほかに新宿駅や早稲田駅にも登場している。

 新宿駅の地下から、東口の歌舞伎町方面の地上に出る階段のうちひとつが「氷の階段」になっている。池袋駅と同じく、ここを上れば外は炎天下。この階段を利用すれば、涼しげな顔をして待ち合わせに向かうことができるかもしれない。

新宿駅の東口、ライオン像がある広場に上がっていく階段!

 こちらは早稲田駅、周辺に大学のキャンパスがあるので学生が多く利用する階段である。やはり階段を上ったら炎天下……そんなときでもこの階段を利用すれば、視界から涼しさをチャージして授業に向かうことができるのでおすすめだ。

早稲田駅にも!
涼を感じたので、足取りが軽くなった!

 こんな工夫がされている階段だと、階段を上るのが楽しみになった気がする。いや、楽しみは言いすぎた。可能であれば上りたくはないけれど、上ってもいいような気がした。だって視界が涼しいから。「視界が涼しいだけで、階段の苦は減る」ということに気づいた。

 さらに調べてみると、赤坂駅にはちょっと違う内容の階段が登場していることを知った。

赤坂駅に来ました!

 赤坂駅にやってきた。赤坂駅は地下鉄の駅で、地上に行くには長い階段を上らなければならない。もはや夏場は階段を「登る」と書きたいくらいだ。登山に近い感覚なのだ。

 また通勤客が多い駅だから、仕事のことを考えて足取りがより重くなっている、そんな人もいるだろう。

「ありえない」長さの階段、汗をかかずに上りたい!

 地上が見えないほど長く続く階段に、巨大な赤い文字が並んでいる──「夏の階段、汗かくもんか」

 さらに階段を上っていくと──「暑くても絶対に、汗かくもんか」。まだ外にたどり着いてすらないのに、この時点で汗だくなんてありえない。そんな心の声を読まれているようだ。そうだ、汗なんかかくもんか……そう思いながら折り返して、最後の階段にたどり着いた。

この長さの階段では、さすがに「、、、(汗)」になってしまった

 「、、、、(汗)」。結局汗をかいてしまった。さすがに不可抗力だった。

 でも、ありえない暑さと長い階段に向かう人々に対して寄り添う、アリエールからのメッセージが心に沁みた。早く帰って、アリエールで洗濯して汗を洗い流そう……そう心に決めて赤坂駅を後にした。

 暑いのは階段だけではない。駅のホームで立ち止まっているときも暑い。

 直射日光こそないが、立ち止まるとじんわり蒸し暑くてじんわり汗が出てくる地下鉄の駅。でも駅によってはホームにクーラーを設置している。電車の待ち列に並んでいると、背中にクーラーの風がちょうど当たって涼しい場所がある。

 ここは新橋駅のホーム。涼しさの源であるクーラーに目をやると、気づいてしまった。

何やら小さく文字が……
!?

 「臭う前に……汗よ乾け……!」──まさに私の声を読まれている! それにしても、クーラーの前で立ち止まっていると目に入る絶妙なサイズである。クーラーの前で涼まずにいられないほど汗をかいている、そんな人にこそ届けたいという、アリエールのアイデアがすごい。

 新橋駅と赤坂見附駅の地下鉄ホームに、このメッセージは複数展開されている。クーラーの場所によってメッセージも違うので、通りがかった際は探してみると楽しいだろう。

 さらに新橋駅の別の場所では、もっと目立つクーラーも発見した。

この気持ちわかります!!

 「シャツが張りつく夏。クーラーに張りつく私。」──まさに私のことかと思った。私以外にも同じような人がきっといるはずだ。

 また、ホームを歩いていたら他パターンのクーラーも目に入った。

思いやりがすごい!

 クーラーも氷ビジュアルに! こちらはより視覚的なインパクトがある。

 クーラーで涼しいだけでなく、視覚的な涼しさも演出してくれている。もうこれ以上にない思いやりだ。ありえない暑さに、クーラーの風もいつも以上に気持ちよく感じる気がする。

やる気が湧いてきた!

 汗をかくことが悪いわけではない。汗はかけばいいとは思う。体温調節のために汗はかくわけだから。その汗が心地よい汗か、そうではない汗か、ということだ。アリエールの広告を見てからの汗は心地よい汗に感じた。

 そして汗をかくと服のニオイや汚れが気になるけれど、そこでアリエールなのだ。洗濯科学のアリエールなのだ。アリエールがあれば、汗をかいてもニオイを気にせず生活できる。

 クーラーの前で思わず立ち止まる瞬間、駅の階段を上る瞬間、さまざまな「汗をかく」瞬間で目に入ってくるこの広告。

 ありえない夏の暑さと戦う私たちを、アリエールはさまざまな角度からサポートしてくれるのだ。

 「また階段か……」「これから炎天下か……」と思った瞬間に、私たちの心の中を読んだようにエールを送ってくれるアリエール。

 特に「氷の階段」は、階段を上る人の視界を意識したユニークな着眼点と「少しでも涼しい気分になってほしい」という思いやりの心にいやされる。また、数ある階段の中でも特に「しんどい」と思う場所に貼り出されている点にこだわりを感じた。

 目を閉じると、あの視界いっぱいの氷とアリエールのメッセージが思い浮かぶ。毎日ありえない暑さだけれど、この夏はアリエールと一緒なら乗り越えられそうだと思った。

掲出場所期間

<7/13~7/26>
・早稲田駅3b出口階段
・赤坂駅4番出口階段
・赤坂見附駅銀座線/丸ノ内線ホーム空調機

<7/18~7/31>
・JR池袋駅東口改札外22番出口階段(いけふくろう前)
・JR新宿駅東口改札外出口階段(ライオン像の横に出る階段)
・新橋駅銀座線ホーム空調機

(※)駅係員へのお問い合わせはご遠慮ください。

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