自宅、特に戸建て(一軒家)の防犯対策として、屋外用の防犯カメラの設置が有効です。ただ一口に防犯用のカメラと言っても、ドアホンやLEDライト付きのカメラ、追尾式のカメラのように複数の種類があります。
本稿では、2025年末から2026年上半期に発売された「屋外用防犯カメラ」の中から、3製品をピックアップ。それぞれの概要を紹介していきます。想定する家屋に適したカメラをイメージしつつ、比較検討に役立ててみてください。
Amazon「Ring 防犯ドアホン プロ」
最初に紹介するのは、Amazonが4月に日本向けに発売したドアホン「Ring 防犯ドアホン プロ」。4K画質の防犯カメラを備えたドアホンと、屋内チャイムがセットになった商品です。
本製品は、日本における標準マウント(JIS1個用スイッチボックス、2線式インターホン用配線)を使っているインターホン設備ならば、置き換える形で施工できるのがポイント。なお施工には、Amazonの「Ring 出張設置サービス」も利用できます。
ドアホンの画角は縦横140度で、10倍ズーム機能を搭載。遠くの映像まで鮮明に確認できるのも特徴です。
価格が5万4900円(税込、以下同)で、電気工事を伴う施工も必要となると導入ハードルはやや高めに感じるかもしれません。ただ、室内チャイムを介してWi-Fiに接続する仕組みになっており、外出先でも、スマートフォンでドアホンのライブ映像を確認しながら訪問者とリアルタイムで会話できるのは魅力です。
さらに、動作検知によるアプリへの通知や、必要時にサイレンを鳴らせる機能なども備えます。ただ、一部機能に有料のサブスクリプションが必要になることはあらかじめ確認しておきましょう。
サンワサプライ「400-SSA013」
続いて紹介するのは、サンワサプライが3月に発売した、ソーラー充電式屋外用防犯カメラ「400-SSA013」です。最大約650ルーメンの高輝度LEDライトと、スマートフォンとの連携機能を備え、公式ストアでの販売価格は1万2800円と比較的手頃。照明とカメラをまとめて設置できるので、設置スペースを抑えやすいことも魅力です。
本製品は、人の動きを検知すると自動でLEDライトの点灯と録画を開始する仕組み。夜間の不審者をけん制します。カメラは300万画素で、センサーサイズは1/2.7インチ、ビデオ解像度は2304×1296ピクセルに対応。電源はソーラー充電のほか、USB Type-Cによる充電も可能なため、日照条件が悪くても柔軟に運用できます。
スマホとの連携機能に関しては、アプリからのリアルタイムの映像確認や、録画データの再生が可能。また、双方向の通話にも対応しており、声で不審者へ警告できるだけでなく、留守中の訪問者や宅配業者とのコミュニケーションにも利用可能です。
Anker「Eufy eufyCam S4」
最後は、Anker(アンカー)のスマートホームブランドEufy(ユーフィ)から2025年11月に発売された、屋外用セキュリティカメラ「Eufy eufyCam S4」です。公式サイトでの販売価格は3万9990円です。
本製品は「固定式の広角カメラ」と「追尾式360度カメラ」を合わせた設計が採用されており、広範囲を監視できるのがポイント。最大8倍のズームによって50m先までの鮮明な記録が期待できるとうたわれているほか、夜間の映像をAI補正する機能も搭載。また、赤外線センサー(熱検知)とレーダーセンサー(動き検知)を合わせて、風に揺れる木などの動きを誤検知しづらくなっていることも魅力です。
電源は5.5W大型ソーラーパネルで確保でき、1日1時間の直射日光があればフル充電ができるほか、2500ルクスの弱い太陽光でも充電可能。2500ルクスは「曇りの日の朝」の照度程度です。なお、ソーラーパネルはカメラ本体から外せるため、3mの延長ケーブルで接続し、より日照条件のよいポイントに設置することもできます。