今回は布団乾燥機の中でも、本体を置いたまま布団に温風を送る「据え置き型」のおすすめを紹介します。

アイリスオーヤマの「カラリエ ツインノズル FK-AZ23C-W」(出典:Amazon)

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「マット不要タイプ」がトレンド

 布団乾燥機の役割は、大きく3つ。冷えた布団を温める、湿った布団を乾かす、そしてダニ対策です。雨や花粉、黄砂で布団を外に干せない時期でも、スイッチひとつで手入れができます。

 冬は就寝前のひと手間で寝つきも快適。1年を通して出番のある家電といえます。なお、ダニ対策は温風で布団を高温にして行うもので、死がいやフンまでなくなるわけではありません。気になる場合は、布団クリーナーや掃除機との併用がおすすめです。

 最近のトレンドは、マットを広げる必要のない「マット不要タイプ」です。ホースやノズルを布団に差し込むだけで使えるため、準備と片付けの手間が大きく減りました。

象印の「スマートドライ RF-FB20」は、マットもホースも使わない布団乾燥機。吹出口から直接温風を送る(出典:Amazon)

 小型・軽量化も進み、手のひらサイズをうたうモデルまで登場。さらに、靴乾燥アタッチメントが付属するモデルが多く、雨の日の濡れた靴のケアにも使えます。就寝中の使用を想定した「寝ながらモード」や、運転音を抑える静音モードを備えたモデルも出てきました。

 据え置き型の魅力は、パワーと使い勝手のバランスです。多くのモデルは本体からホースやノズルを伸ばして使うため、ベッドの横に置いたまま、マットレスや布団を温められます。ノズル先端のフラップで布団の間に空間をつくり、温風を広く届ける設計のモデルもあり、2本のノズルで布団2組や靴2足を同時に扱えるタイプもあります。一方で、本体は大きめ。重量が数kgになるモデルもあり、収納や持ち運びには場所と手間がかかります。

 スティック型は、ホースを省き、細長い本体ごと布団に差し込んで使うタイプです。軽量でコンパクトなので、取り出して差し込むだけの手軽さが魅力。出しっぱなしにしても邪魔になりにくく、毎日のあたため習慣にも向いています。

 手のひらサイズのコンパクト型も、小ささと取り回しのよさでは同じ系統です。ただし、本体が布団の中に入るため、機種によっては隙間から空気が漏れないよう布団を押さえて使うなど、セット時のひと工夫が必要。また、靴乾燥には別売のスタンドやアタッチメントが必要な機種もあるため、購入前に付属品の確認をおすすめします。

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アイリスオーヤマ|「寝ながらモード」で足元を心地よい温度に

 アイリスオーヤマの「カラリエ ツインノズル FK-AZ23C-W」は、Amazon.co.jp限定の2026年モデル。ホースを布団に差し込むだけで使えるマット不要タイプで、ノズルを2本備えています。シングルサイズなら2組を同時にあたため・乾燥できるので、家族分の布団をまとめてケアしたい人に向いた1台です。

出典:Amazon.co.jp

 最大の特徴は「寝ながらモード」。布団に入ったあとも温風を送り続け、就寝中の足元を心地よい温度に保てます。運転モードは高温・低温・送風の3段階、運転時間は8段階から選択可能。寝ながらモード時の運転音は18dB(同社基準での測定値)と静か。寝ている間のズレを防ぐふとんクリップも付属します。

 従来どおりの機能も充実。あたため(20分)、ふゆ(60分)、なつ(80分、送風仕上げ)、ダニ(100分)の4モードを備え、季節や目的に合わせて使い分けられます。ノズルは布団の中に空間をつくる立体タイプで、温風を広範囲に届ける仕組みです。

 付属のくつ乾燥アタッチメントを使えば、雨で濡れた靴や運動後のムレた靴を2足同時に乾燥可能。好みのアロマオイルで布団を香らせるアロマケースも付きます。安全装置は温度センサー、サーモスタット、温度ヒューズの3種。サイズは約166(幅)×196(奥行き)×320(高さ)mm、重量は約2.4kgとコンパクトで、収納にも場所を取りません。Amazonでの価格は1万4080円(税込、以下同)となっています。

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日立|V字型アタッチメントで速暖・速乾

 日立グローバルライフソリューションズの「アッとドライ HFK-VS6000」は、マットを使わず、布団に差し込んで使うタイプの布団乾燥機。伸びる・広がる形状で先端を斜めにカットしたV字型の「ふとん乾燥アタッチメント」が、温風をすばやく広げます。

出典:Amazon.co.jp

 シングルの場合、暖めは約5分、乾燥は約27分が目安(乾燥は綿布団以外・冬乾燥コース、室温20℃・湿度約65%の場合)。ダニ対策コースは約65分です。

 新たに搭載された「節電コース」は、温風運転と送風運転を併用して電力を抑える仕組み。冬乾燥コースより約20%の節電効果がある一方、乾燥時間は長くなり、シングルで約60分となります。敷布団をアタッチメントではさむようにセットすれば、湿気がこもりやすい裏側まで一度に乾燥できる点も特徴。

 収納と清潔さへの配慮もポイントです。ふとん乾燥アタッチメント、くつ乾燥アタッチメント、ホースはすべて本体に収納でき、ホコリの付着を防げる設計。吸気フィルターには、ダニの死がいや花粉などのアレル物質に対応するアレルキャッチャーフィルターを採用しています。また、布団に差し込むアタッチメントと、よく触る操作部は抗菌加工です。

 布団以外にも、衣類や靴の乾燥に対応。別売のデオドラント剤を使えば、汗で湿った布団を芳香消臭する「デオドラント乾燥」も可能です。サイズは約283(幅)×217(奥行き)×338(高さ)mm、本体質量は付属品を収納した状態で約4.3kg。消費電力は最大680Wで、安全装置として温度過昇防止用サーミスタ、温度ヒューズ、電流ヒューズを備えます。日立のオンラインストアでの価格は2万1780円となっています。

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象印|マット&ホース不要、ツインファンで大風量

 象印マホービンの「スマートドライ RF-FB20」は、マットもホースも使わない布団乾燥機。本体を床に置いたまま、吹出口から直接温風を送る仕組みです。

出典:Amazon.co.jp

 パッと開いて布団をセットし、スイッチを入れるだけの3ステップで使えます。ツインファンを搭載し、RF-F型シリーズとして最大の風量を実現(同社調べ)。2018年発売の従来品(RF-EA型)より風量は約30%アップし、シングルサイズなら標準(冬)コースで約35分の乾燥が可能です。

 コースは、乾燥とあたための2系統。乾燥は冬(標準35分/しっかり60分)、夏(標準50分/しっかり75分)、ダニ対策(80分)から選べます(いずれもシングルの場合)。夏コースは、乾燥運転後に送風で布団を冷まして仕上げる仕組み。あたためは、寝るスペースを10分で温める「お急ぎ」と、隅々まで暖める20分の「しっかり」の2種類です。「サイズ」キーでシングルかダブルを選べば、布団の大きさに合わせた運転時間になります。

 アタッチメントなしで、衣類や靴の乾燥にも使えます。吹出口の角度を乾かしたいものに合わせて調整でき、急ぎの洗濯物や濡れた靴にも対応。革製品や革靴、ブーツなど温風に弱いものには、風だけをあてる「送風」コースが便利です。

 使い勝手にも配慮。残り時間を1分単位で表示するデジタルタイマーに加え、掛け布団が本体にかぶさると音とタイマー表示で知らせて運転を止める「ふとん検知センサー」も備えます。折りたたんで片付けられるコンパクト設計で、サイズは約230(幅)×150(奥行き)×360(高さ)mm、質量は約3.8kg。消費電力は905W(50Hz)/910W(60Hz)、運転音は約50dB(布団乾燥時)。象印ダイレクトでの価格は2万1780円となっています。

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