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2026/10/27 18:45(公開)

ノンフライヤーで食生活は改善できるか(1) 油が足りないとフライではない何かができる

今回からCOSORIの「TurboBlaze 6.0リットル ノンフライヤー」を使い、健康診断でメタボ&高血圧判定を受けた筆者が、食生活の改善を目指す様子をリポートしていきたいと思います。

 ノンフライヤーといえば、一般的には「油なしで揚げ物を作れる」というイメージかもしれませんが、そこには勘違いも含まれています。一方で実際に使っていると、フライ以外でもノンフライヤーの良いところがたくさん見えてきました。

 そこで今回からCOSORIの「TurboBlaze 6.0リットル ノンフライヤー」を使い、食生活の改善を目指す様子をリポートしていきたいと思います。

 ノンフライヤーを使って油分や塩分の摂取量を抑えることができるのか。野菜や魚をおいしくして食べる頻度を上げられるのか。その過程でノンフライヤーをどのように使ったのかをお伝えしたいと思います。

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6Lを選んだ理由

 我が家は夫婦2人暮し。普通に考えたら「一人暮らしやカップルにぴったり」(公式サイトより)の2Lタイプや、「ファミリー向け(3~5人)」をうたう4.7Lタイプで良さそうです。

 6Lを選んだ理由は、最新モデルでDCモーターを搭載しているからとか、発酵機能が付いているからとかではありません。同じく夫婦で4.7Lを使っている知人に「大きいほうがいい」と言われたからです。

 考えてみれば、ノンフライヤーは庫内に高温の熱風を吹き付けて食材を調理する仕組み。風が通るすき間がないとうまく焼けません。庫内は広いほうが良いのは道理です。

 また、外形寸法を比べると、4.7Lが27.4(幅)×36.5(奥行き)×30.7(高さ)cmに対し、6.0Lは30(幅)×40(奥行き)×30.1(高さ)cm(ハンドル含む)でした。この2モデルの場合、幅が2.6cm、奥行きは3.5cmしか差がないのです。幸い、キッチンにどちらでも置けるスペースを確保できたので、6Lにしました。

 実際にこの製品を使い始めて1カ月ほどですが、今のところ2人分の料理をするのにスペースに困ったことはありません。むしろ複数の調理を同時に行ったり、大きい食材も調理できたりするので、6Lを購入して良かったと思っています。

 なお、価格は4.7Lが1万3980円(税込、以下同)、6Lは1万9980円で、セール時などはもっと差が縮まることもあります。よりコンパクトな2Lタイプもあって、そちらの価格は8980円です。

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最初はやっぱりフライですね

 製品が到着して最初に試したのは「肉のハナマサ」で購入した冷凍食品「プロ仕様 チキンナゲット」です。テストなので、まずは手軽に「調理済み」商品を……と思ったのですが、結果的にこのチョイスは失敗でした。

 失敗といってもノンフライヤーが悪いわけではありません。さっそく「冷凍食品モード」(200℃、14分)に設定して調理スタート。5分後に一時停止し、食材をひっくり返すとともに焼色を確認して残り時間を調節します。見事な黄金色に焼き上がりました。おいしそう。

 外はそこそこカリッとしていて、中はジューシー。大成功と思ったのもつかの間、口に入れると「しょっぱい」。袋の栄養成分表示を確認すると、食塩相当量は100gあたり2.1gもありました。

 ちなみに他のスーパーで買ってきたチキンナゲットは100gあたり1.3gだったので、この商品はかなり塩分が多いです。こんなの食べたらビールが欲しくなってたまらなく……あ、だから“プロ仕様”なのか! と妙に納得したのでした。

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惣菜の再加熱は手軽でおいしい

 次に試したのはスーパーの惣菜。定番のアジフライです。レンジで再加熱すると衣がふにゅふにゃになってしまうので、わが家ではこれまでフライパンで温めていました。でも、ノンフライヤーがあればそんな手間はいりません。

 適当に200℃10分に設定し、今度は3~4分で食材を裏返し、焼色を見て、あるいは串や温度計を刺してみて残り時間を調整。この方法も、失敗を防げるからとノンフライヤーの先輩である知人から教えてもらいました。

 ちなみに料理に慣れている人は、オーブンのレシピを見て、ノンフライヤーの温度・時間に換算できるそうです。温度は約20~25℃下げ、時間を約20~25%短くすると良いらしいのですが、わが家では昔ながらの焼色チェックや串を刺して確認する方法が合っていました。

 さて、注目のアジフライですが、見事に復活を果たしました。箸で割ってみると、衣はサクッと、中はふんわり。湯気が立って、いかにもおいしそうです。

 口に入れた時、少しだけ表面が固めかな、という感じはありましたが、ザクザクとおいしくいただけました。知らずに食べたら揚げたてと勘違いしたかもしれません。

 そしてバスケットの中にはかなり油が落ちていました。油の摂取量は減ったのにおいしい。もし一人暮らしだったら、スーパーの惣菜を温める用途だけでもノンフライヤーを買う価値はあると思います。

油なくしてフライはできず

 今回の最後を飾るのは、失敗例です。業務スーパーで購入した冷凍食品「豚たまねぎ串カツ」は、事前に油で調理していないタイプ。このため、念入りにオイルをスプレーしました。

 このオイルスプレー、耐熱クッキングシートと並んで“ノンフライヤー使い”の必須アイテムといっても過言ではありません。調理の前に少量のオイルを噴射するだけで、焼き色や食感が大きく変わります。ノンフライヤーという名前だからといって、決してオイルゼロで調理するわけではないのです。

 そんなわけで念入りに全面にオイルを噴射しましたが、結果的にまだ足りなかったようです。焼き上がりは色にムラがあって微妙。口に入れると、香ばしく焼けたパン粉の味がして、これはこれでおいしいのですが、残念ながらフライや串カツのイメージからは少し離れた別の料理でした。

 次に未調理のフライに挑戦する時は、油にドボンと漬けてみたいと考えていますが、その絵面が連載の主旨に合うのかどうか、悩ましいところです。

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