Special

一年戦争の英雄になるのは自分だ!――「GNO」の無料ダウンロードがついにスタート!(2/2 ページ)

» 2006年08月28日 00時00分 公開
[PR/ITmedia]
PR
前のページへ 1|2       

任務もろくにできないヒヨっ子でございます

 手探り状態でのプレイもそろそろ卒業。次に試みたのは「任務」だ。これは軍から出された任務を遂行する、いわゆるミッションのことだ。出された条件をクリアすれば、任務の内容にもよるだろうが、さまざまな恩恵を受けることができる。失敗を繰り返していくうちに、輸送船護衛の任務を成功させてザクII後期生産型(+2)を入手した。かなりレベルの低い任務だったが、モビルスーツを獲得できることがあるようで、これに部隊の戦力自体が低い現状でかなり大きな恩恵だった。

 レベルの低い任務であれば、かなりの確率で成功するようになってきた。ただ、相手の輸送船を狙う任務ではまだムラがあったりして、100%でないのはまだまだ修行が足りず。それでも、敵部隊との戦闘を主としたものであれば、コンスタントに勝利できるようになってきたのだ。これイケるね。いやぁ、まいった自分の部隊が強くなってきちゃったの、もしかして?

 これに気をよくして、ちょっと任務のレベルを上げてみたらモビルスーツ4機のこちらの戦力に対して、相手は4機部隊が3部隊の12機でおでまし。……、笑うしかないね。はは。そしてごめんなさい。全然部隊強くなってなかったです。もうこうなったら、ララァでなくても誰でもいいから私を導いてほしいもんです。でも、ここで袋叩きにあったことで、任務のレベルは身の丈に合ったものにすべきと勉強になった。コツコツと。まあ、協力してくれる部隊があればだいぶ違うのだろうとは思う。

画像 任務を受けて目的地へGO! あまりレベルの高いのを受けてしまうと大変なことになるんで注意しよう。ホントだから
画像 なんとか任務をこなしていくかわいい部下たち。でも、地上は激戦区が多いのでちょっと油断して移動するとヒドイ目に……

 任務もろくにこなせず、通常戦闘を繰り返していると、なんだか戦場の様子がいつもと違う。味方が多いぞ! と思っていたらなんと、そこには高機動型ギャンを駆るシン・マツナガの姿が。なんだか神様に見えた。目の前で次々と敵を蹴散らしてくれるその姿にどれだけの希望を見たことか。通常のガンダムシミュレーションだと、あくまでも自分が動かすコマとして登場するキャラたちだが、このゲームだと戦場で出会った感がすごく強く、こういったキャラたちとの共闘はゲームをプレイする上でものすごいモチベーションになりうる。

画像 おっと! シン・マツナガが参戦。高機動型ギャンを駆るその姿は勇ましいでございます。カッコイイぞ!
画像 記録の項目のなかには投票というものも。大事なことはみんなで決めましょうということで、分岐点にさしかかった場合には多数決で方向性を決定するのだ

オフラインでも部隊は汗を流してる

画像 このゲームはいつでもログアウトできるのが特徴。戦闘中でももちろんOK。部隊が戦闘エリアにいれば終戦まで戦い続けることに

 今回のレビューのためのプレイということもあって、基本的にはモニターにゲーム画面を写し出しながらプレイしていたのだが、普段は常にオンライン状態にしておく必要はない。オンライン状態の場合、戦闘エリアにいれば機体整備が終了し次第戦線に復帰し、敵部隊の接近とともに戦闘体制に入るように、オフライン状態でもサーバのほうでその流れを続けてくれているというわけだ。もちろん、敵部隊の存在するポイントに部隊を配置しておくのが条件だが、このシステムによってプレーヤー自身が仕事中だろうが睡眠中だろうがデート中だろうが、部隊は必死に汗をかいて自軍のために戦ってくれる。

 ものは試しで、思いっきり放置プレイ。ちょっと買い物に出かけて帰ってきて、そのまま飯食いながらテレビなんか見ちゃって、「あれ?もうこんな時間だ」なって思いながら寝ちゃったりして、目を覚ますまで放置してみた。どれだけ成長したんだろうなぁと、期待しながらログインしようとすると接続できない。……サーバメンテ中。やられた。

 時間をおき、気を取り直して再度ログイン。約1日ほどオフライン状態だったのだが、かなり数値が変わっていることにビックリ。戦力の比較的低い場所に部隊を置いていたのにも関わらず、それでもそこそこのモビルスーツを手に入れるのに必要な補給ポイントのうち、約半分が1日でたまってしまうのだからあなどれない。

 これなら、ホントに1日10分程度ログインして、部隊の状態などを確認して調整するだけでも十分楽しめるのではないだろうか。とにかく手軽。仕事中にこっそりと周りの目を注意しながら任務を取得したり、編成を変更したりもできてしまうかも? いやいや仕事中はダメなんで、せめて休み時間にお願いします(笑)

 ただし、ログアウトする場所は慎重になる必要がある。まだまだ戦力に不十分な弱小部隊が、最前線で多くの精鋭部隊がひしめくなかでログアウトなんかしたら、カモがネギを背負っているようなもの。自軍に迷惑をかけるだけなので、自分の部隊にあった場所を見つけてからログアウトするようにしたい。再開して敗戦数をみてビックリすることのないように。

画像 ログアウトする際には場所を選んでからにしたい。激戦区で戦える戦力があればいいが、弱いと認識しているなら後方で
画像 オフライン状態でためた補給ポイントを使って新機体を獲得。経験値稼ぎに費やす時間をゲームに拘束されないのがうれしい

「GNO」の次は「GNO2」にチャレンジ!

 ここまでプレイしてきて、だいぶ「GNO」のおもしろさというのはつかんできた。まだコミュニケーションという部分ではだいぶ不足しているが、それでもこのゲームの持つ魅力というのは理解できたと思う。3カ月というスパンで一年戦争を戦うというのを軸に、そこにはモビルスーツの補充や人員の補充などで部隊を強化していく要素があり、他のプレーヤーとの協力などが加わることで、相手軍との攻防がヒートアップしていくのは自然の流れだろう。

 無料ダウンロード版の配信開始によって「GNO」のプレーヤーが増えることも予想される。これで「GNO」がより活気づき、もしこのゲームの魅力を体感できたなら、この「GNO」を入口にしてその先にある「GNO2」にもぜひチャレンジしてみてほしい。

 その「GNO2」では、何もかもが「GNO」よりも進化しており、戦闘シーンはグラフィックの強化によりフル3Dに。これまで低スペックマシンでプレイしていた人のために、2Dの簡易表示バージョンも搭載。マシンの性能を気にせずに続編を楽しめるのはうれしい。また、機体のカスタマイズが可能になり、パイロットもより細かく育成できるようになった。さらに、ゲームにログインしなくてもプレーヤーとコミュニケーションが図れるメッセンジャーツールを搭載している。

 こちらはまだ無料ダウンロードというわけにはいかないが、価格の下がったリニューアルプライス版が発売中だ。興味を持った人はぜひ!

(C)創通エージェンシー・サンライズ


前のページへ 1|2       

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.


提供:株式会社 バンダイナムコゲームス
制作:ITmedia +D 編集部/掲載内容有効期限:2006年9月10日