東京マルイ GUN特集 発　売：東京マルイ ・サムライ・エッジ STD ・SOCOM Mk23 フルセット ・FA-MAS SUPER VERSION ・P-90 ・M4A1 ・PSG-1 ・GLOCK26 ADVANCE 更新日：2004年5月13日

　特にここ近年，確実に１ジャンルとして確たる地位を日本でも得ている，特殊部隊や戦場アクション，スニーキング系のゲームなどもそうだ。ゲームの舞台が現代や近未来となるため，逆にキチンとした設定を行っておかないと，違和感が出てしまうというものあるのだろう。

　今回はそういったコンバットアクション系のゲームに登場する銃を紹介したいと思う。恐らく「あ，これはアレに出てきた銃だ！」と思い当たるものがあるはず。ゲームで楽しんだら，そこで登場した銃を，もちろんトイガンだけど手に入れ悦に浸るのもまた楽しいもの。

ガスブローバック

サムライ・エッジ STD

　M92Fで強化された弾丸を使用する場合に，どうしてもスライドフレームの強度が問題になるため，それを改善する盛り上がった形状の“ブリガディアタイプ”のスライドを採用するなど，ゲームに登場する銃でありながら理にかなった“あり得る”銃としてもそのクオリティは高い。

　バイオに登場する特殊警察部隊「S.T.A.R.S.」のメダリオンが埋め込まれたグリップや，「軍・警察関係組織での使用のみ」という意味の「LAWENFORCEMENT USE ONLY」などというマニアックな刻印まで，細部にわたって妥協のない作りだ。

ガスガン

SOCOM Mk23 フルセット

　この銃はもとはU.S.SOCOM（合衆国統合特殊作戦群）が対テロ戦を想定して開発された。各メーカーへの要求は，強力なパワー，悪条件下での信頼性，暗がりでの照準を助けるライト，効果の高いサイレンサーなど，かなりハードルの高い内容だった。

　実射テストなど，様々な検証を経て最終的に採用されたのが独H&K社の「SOCOM Mk23」だ。その中でもNAVY SEALSなど一部の特殊部隊でテスト運用されたプロトタイプをモデルアップしたのがこの「SOCOM Mk23 フルセット」なのである。

　ちなみに，某“伝説の特殊工作員”と共に戦った“彼”が使用していたのがこのプロトタイプ。

　製品は雰囲気タップリのガンケースに収められ，贅沢な製品。性能も東京マルイの新ガスガンシステムを採用し，飛距離，命中精度共に抜群の性能だ。

　誇り高き男の仕事の銃，「SOCOM Mk23 フルセット」でその雰囲気を味わってみよう。

電動ガン

FA-MAS SUPER VERSION

　発射速度は1秒間に16発という驚異的な速度で，しかも弾速も早い。また命中精度も高く，当初はその形状から性能を疑問視されていたが，現在では第一線級の性能として認められている。

　この銃も某“伝説の特殊工作員”が登場するゲームで目にすることができる。

　ちなみに東京マルイからは「FA-MAS 5.56-F1」と，この「FA-MAS SUPER VERSION」が発売されている。両者の違いは主にバイポッドの有無とグリップにハンドガードがついているかだ。

電動エアーガン

P-90

　しかし，その後の東西冷戦構造の崩壊などの影響を受け，その必要性が薄れたために，一時は完成をみなかった銃と思われていた。しかし，その間も開発・改良は進められており，近年の凶悪化，重武装化する犯罪に対し，絶対的な攻撃力を持つ銃へとそのコンセプトを変えたのだ。

　そして1997年，ペルーの日本大使館で発生した人質籠城事件でメディアの前にいきなり登場し，P-90は華々しいデビューを飾った。

　実銃の「P-90」はかなり機密に包まれている部分があり，詳細な情報はあまり公にはされていない。しかし，それにも関わらず東京マルイは見事なまでに再現しているといえる。

　P-90はOVA「戦闘妖精雪風　OPERATION:3」で目にすることができる。近未来の世界に登場してもまったく違和感のないディティールは，そのP-90の先進性を感じさせる。

電動ガン

M4A1

　M16に比べ，コンパクトな作りでストックも伸縮可能なスライドストックとなり，携帯性に優れる。上部のキャリングハンドルは取り外しが可能で，スコープやダットサイトをローマウントすることができるなど，汎用性も高められている。

　銃自体の完成度の高さ，豊富なオプション群により，実銃，そしてトイガンとしても人気のあるモデルだ。M4A1を手にすることは，ある意味で信頼を手にすることだと言っても過言ではない。

　そんなM4A1は最近の特殊部隊系ゲームで必ず目にすることができる。いかにM4A1の配備が進み，利用されていることがうかがい知れる。

電動ガン

PSG-1

　本来，スナイピングライフルで精度を確保するためには自動給弾式よりもコッキングタイプが理想とされていた。その壁を破ったのがこの「PSG-1」だ。

　武装した犯罪者に対処する場合，初弾をミスすればそれは人質の死に繋がるケースが多い。もし，初弾をミスしたとしても，素早い2射目が行えれば，それを回避できる可能性が高い。

　その素早い2射目を可能とし，しかも命中精度も従来のスナイピングライフルと同等かそれ以上と言われるのがPSG-1なのである。

　東京マルイの「PSG-1」はその外観を忠実に再現しているのはもちろん，命中精度もスナイピングライフルにふさわしいものだ。

　この銃もマンガや映画の世界ではお馴染み。ゲームの世界でも某“伝説の特殊工作員”を苦しませた女スナイパーが使用していた。

ガスブローバック

GLOCK26 ADVANCE

　東京マルイの「GLOCK26」はトイガンとしては驚異的な命中精度を誇り，サバイバルゲーマーなどからも絶賛された製品だ。

　その「GLOCK26」を東京マルイがさらに精度を高め，オリジナルカスタムとして作り上げたのが「GLOCK26 ADVANCE」となる。

　実際のところ東京マルイの「GLOCK26 ADVANCE」は面白いように的に当たる。狙った場所にBB弾が飛んでいくというのがいかに凄いことかを実感できるトイガンだ。

　この「GLOCK26 ADVANCE」だが，その後は「攻殻機動隊 S.A.C.」を制作するプロダクション・アイジーの目にとまり，劇中で“GLOCK33 ADVANCE”として登場している。近未来の銃が登場する中，“GLOCK33 ADVANCE”は違和感なく世界にとけ込んでいたのが印象的だ。