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FIGHTER ACE(ファイター・エース)
FIGHTER ACE(ファイター・エース)
日本のユーザーにはあまり知られていないが,ソ連も優れた飛行機を多数配備していた。この機会に操縦桿を握ってみよう!
Lavochkin La-5FN
決して成功した機体とはいえなかった木製戦闘機LAGG-1とLAGG-3の後継機に当たるが,重量の軽減と主翼の金属化で高速性能と運動性に秀でた一線級の戦闘機に生れ変わった。

その半面,高高度や低速での運動性に難点があり,良くも悪くもドイツのBf-109の好敵手であった。

さらに本機の後継機に,迎撃戦闘機として高高度性能を強化されたLa-7がある。

写真をクリック 主翼の金属化を実現したソ連の主力戦闘機だ。
Yakovlev Yak-9U
基本設計時に英軍のSpitfire,独軍のBf-109を意識し,その後も改良に改良を重ねられたYakシリーズの後期型。

そのせいか,シルエットはどことなくSpitfireを彷彿とさせる。

その性能は,上昇力を除いては東部戦域の独軍戦闘機のそれをあらゆる面で凌駕しており,とりわけ低空では手強い敵となった。

搭乗員の質・量双方の向上も手伝って,ソ連空軍はその優位を確実なものとしていった。

写真をクリック Yakovlev の戦闘機で最も多数生産された機種。操縦性の高さがパイロットに人気だったという。
Ilyushin Il-2 Sturmovik
他に類を見ない重装甲と火力で,独軍地上部隊から「黒い死」の異名で怖れられた重攻撃機。

エンジン周りと操縦席は装甲殻で厳重に防護されており,「空飛ぶ戦車」とも呼ばれた。

耐久力もさることながら前線での整備性も高く,損傷機の実に90%近くが前線での修理に成功している。

写真をクリック ドイツ軍の戦力の及ばないウラル山脈で生産され,戦局逆転の立役者となった機体。
Petlyakov Pe-8
ソ連軍唯一の4発重爆撃機。

戦闘機の直援なしに作戦を実施できることを目指したため,高高度速度と防御火力に重点が置かれ,爆弾搭載量も米英の重爆撃機に決して引けを取るものではなかった。

しかしながらエンジンの出力不足と信頼性の低さから大規模な量産に移行されることはなく,戦略爆撃機としての組織的な運用はほとんどなされないまま終戦を迎えた。

写真をクリック 約80機が生産されベルリン爆撃などにも参加。戦後も輸送などに利用されるほどの性能を持っていた。
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■戦闘機
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  Polikarpov I-16/24 Ishak
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  Mikoyan-Gurevich MiG-3
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  Lavochkin LaGG-3
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  Hawker Hurricane Mk.IIb
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  Curtiss P-40E-1a Kittyhawk
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  Yakovlev Yak-1b
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  Bell P-39Q Airacobra
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  Lavochkin La-5FN
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  Yakovlev Yak-3
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  Yakovlev Yak-9U
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  Lavochkin La-7
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■爆撃機
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  Petlyakov Pe-8
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  Petlyakov Pe-2B
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  Ilyushin Il-2m3 Sturmovik
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  Douglas A-20G Boston
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  Tupolev Tu-2S
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  Ilyushin Il-10 Sturmovik
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  Lisunov Li-2
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