[実際にプレイしてみました!その1] |
2003.6.12 |
今までの記事で「ENTER THE MATRIX」の基本的な操作はひと通り分かったもらえたと思うが,果たしてそれらの操作はどういった物になるのか? そしてそのプレイ感覚は? と気になることは山積み。
スタイリッシュなスーツ(もしくはユニ●ロ風の汚れた服)を身に着けたザイオンの戦士をいかにマトリックスで暴れるか,まずはさわりのアクション部分に注目しながら解説していこう。
インプレッション第1回
前進はWキー,後退はSキー,AとDで左右のサイドステップ,というのがナイオビとゴーストを移動させる基本中の基本となる。
最初は戸惑うかもしれないが,何度か走ってみればすぐに慣れるはず。
2人ともマトリックスと対抗する戦士だけあって移動スピードが非常に速く,広いマップを移動するのも爽快感はあれど苦になることはない。
マウスと組み合わせてのコーナリングも反応は上々で,すんなりと2人を操れるようになった。
ただ筆者は手のサイズが尋常でない大きさなので,コンフィグ画面で後退をXキーに振ってプレイした。
■ビルに侵入! 迫り来る警備員に気を付けろ! |
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■射撃も多用して迫り来る敵を倒していくのだ! |
このキーコンフィグあたりはお好みでいじれるのも嬉しいところ。これでノーストレスプレイがスタートできる。
最初に侵入するビルでは警備員たちが侵入者を排除すべくわらわらとやってくる。左クリックと右クリックがそれぞれパンチとキックになっており,接近戦の攻防で組み合わせて使えば(左→左→右など)コンビネーションが炸裂する。
走りながらキックを押すと跳び蹴りを食らわすなど,方向キーと組み合わせた攻撃も多彩だ。またFキーかマウスのボタン3を押すと相手の攻撃に合わせた「返し技」が出るので,近接戦闘では狙ってみるとおもしろい。
ちなみにマウスの左と右を同時にクリックすると投げ技が出るのだがコレがなかなかの高い威力。
技のナイオビ,力のゴーストといった感じの専用アクションが炸裂するので,ぜひとも活用しつつ目で楽しんでほしい。
2人の能力を一時的に引き上げ,スタイリッシュなアクションを可能にするフォーカス。shiftキーを押すことで発動するのだが,この行動は近接戦闘でも重要。
これは敵の攻撃がよけやすくなるだけでなく,各攻撃がパワーアップするためだ。
前述の投げ技を例に挙げると,ナイオビの通常投げは太極拳のように相手の足を払って倒すものだが,フォーカス状態で出すと足を払って浮かせた相手に掌打を打ち込んで吹き飛ばすハデなアクションに,といった具合。
キー入力の組み合わせによってはトリニティのような壁走り〜ネオの空中廻し蹴り,というようなおいしいとこ取りのアクションシーンを作り出すこともできた。
いかに自分が満足できるアクションを出せるか,もプレイの楽しみとなりそうだ。
フォーカスキーの活用は戦闘だけではない。とある場所では警備員の使うガス弾から逃れるために通気溝へと逃れるのだが,その足場へ渡る超長距離ジャンプでもフォーカスキーが重要になる。
この状態になることで身体能力が飛躍的にアップし,普通ならありえないような驚異的ジャンプも可能にしてくれるのだ。
■側転しての射撃は快感のひと言。要所で決めよう! |
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■投げ技も駆使して,警備員たちを追い払うのだっ! |
銃器を使ってのアクションももちろんぎっしり。最初は小型拳銃だが,敵の警備員を倒すことで軽機関銃やショットガンといった強力な装備を入手することができる。
お馴染の側転回避射撃に加えて空中を回転しながらの突進ジャンプ撃ちなど,方向キーとフォーカスキーを組み合わせることで想像を絶するアクションが可能になる。
ただし筆者はあわてすぎるのか,ついつい視点が定まらず天井を見ながら暴れ狂ったりとちょっと精神に問題があるようアレなキャラになってしまうのが欠点。
落ち着いて遊べば,映画をも超えるようなアクションシーンを組み立てることができるはず。ぜひともお試しアレ。
次回もプレイレビューを掲載予定だ。お楽しみに。
TXT:鶴岡八幡
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