■ 最速！ 開発中のROMを体験リポート！
伝説の名剣“グリーン・デスティニー”に魅入られた人々を巡る，宿命的な戦いを描いた香港映画「クラウチングタイガー･ヒドゥンドラゴン（邦題：グリーン･デスティニー）」の世界を忠実に再現した本作は，映画譲りの自由度の高い武術アクションが最大の見どころだ。
 ストーリーモードの随所にはCGデモや原作のムービーが挿入され，雰囲気を盛り上げる。さらにコスチュームセレクトやミニゲームなど，本編以外のモードも大充実！
正式発売まではまだ2カ月以上あるが，今回開発中のROMをプレイするチャンスをGET！ このバージョンのストーリーモードで唯一プレイ可能だった，ユィ・イェン編の内容に基づいたインプレッションをお届けするぞ。
■ 開発中のROM〜ユィ・イェン編〜から新要素が判明した！
政略結婚を間近に控え，憂鬱な毎日を過ごすうら若き乙女，ユィ・イェンには裏の顔があった。彼女は数々の悪事を繰り返してきた女怪盗・碧眼狐（ジェイド・フォックス）の弟子であり，その技を受け継ぐ武術の達人である。
物語は，黒衣に身を包んだイェンが“グリーン・デスティニー”を盗んだところから始まる。
■ストーリーモードに収録された映画のムービーもかなりのボリューム。数々の名シーンがPS2でよみがえる！ ムービーのクオリティにも注目。
まず戸惑いながらも驚くのはアクションの豊富さ。武器の有無と小，大で合計4種ある攻撃ボタンの組み合わせによって，実にさまざまな技を繰り出せるのだ。
敵に囲まれたときには左右になぎ払う斬り，タイマンでは何発も蹴りを叩き込むコンビネーションと，状況に応じて有効な技がある。 これをいち早く見つけ出し，臨機応変に使い分けることが攻略の早道。追撃可能な浮かせ技や，敵を遠くに吹き飛ばす技も多数用意されているぞ。
また，連撃を叩き込む必殺技もある。これには前段階として「つかみ（フリーズ）」が必要。敵をつかんでいる最中にコマンドを入力すると，目にも止まらぬ連続攻撃が発動するのだ。
使用武器によってコマンドが異なるので，新しい必殺技を覚えたら随時確認していきたい。
■使う武器によって技はまったく異なるものに。素手攻撃との組み合わせでコンビネーションも千変万化。つかみから発動する必殺技は1対1の戦いで特に有効だ。
攻撃だけでなく防御や回避に使う体術も充実している。中でも基本となるのは敵の攻撃を受ける防御。
ここで注目したいのが，「組み手ブロック」と呼ばれる，敵の連撃を華麗にかわし切る演舞だ。敵の攻撃に合わせて防御ボタン（L1）を小刻みに押すことで成立する。 こう聞くと難しそうだが，初段をかわせばあとはボタンを連打するだけでOKだ。簡単に原作ばりのアクションを体験できるぞ。
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