■ キャラクター紹介第1回 ユィ・イェン編
今週からは3回に渡って,原作映画の主要登場人物であり,PS2ソフト「クラウチングタイガー・ヒドゥンドラゴン」のプレイヤーキャラでもある3人の英傑たちを紹介していくぞ。
さらに,ゲームモードやゲームシステムから特徴的なものを毎回ピックアップして詳しく解説! これを読めば世界観や攻略の予備知識はバッチリ。発売までにしっかり予習をしておこう。
今回のキャラクターは,前回のインプレッションでも紹介したヒロイン,ユィ・イェンだ。
■行政長官の娘,という恵まれた境遇に育ったユィ・イェン。だが彼女は,裕福で決められた運命よりも,自由に生きることを夢見ている。剣士としての腕は一流だ。
■ 政略結婚を間近に控えた長官の娘
武術・剣術に優れた英雄たちが人々の喝采を浴び,尊敬の念を一身に集めていた19世紀。
西方で行政長官を務める父を持つユィ・イェンは,両親が北京へ赴任するに当たり,その野望の道具として北京の豪族ゴウ家に嫁ぐことが決まっていた。
本人の意思をよそに決められた政略結婚は,剣士として自由に生きることを願うイェンにとって耐えがたいことだった。
たまたま訪問したティエ邸で女剣士ユー・シューリンに出会い,稀代の名剣グリーン・デスティニーを見せられたことで,自由を求める彼女の想いは募る一方だった。
■ 怪盗ジェイド・フォックスを師に持つ剣士
貴族の娘であるイェンが剣士を夢みるのには理由があった。ユイ家の使用人として働いている女。その正体は悪名高き怪盗ジェイド・フォックスであり,イェンにその技を伝える師でもあったのだ。
ある夜,衝動を抑えきれなくなった彼女はティエ邸に忍び込み,グリーン・デスティニーを盗み出すことに成功する。しかし,長官邸でこつ然と消えたことが露見してしまい,周囲はユイ家に不信の目を向け始める。
■妻の仇を取るためにジェイド・フォックスを北京まで追ってきたツァイ父娘もユィ・イェン編に登場。
さらに,妻の仇を取るために北京までやってきていた西方の警察官ツァイが,ジェイド・フォックスに殺されたことで,ユイ家への疑念は決定的なものとなってしまう。
自責の念もあったイェンは,今度はグリーン・デスティニーを返すためにティエ家に参上する。
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