自分の家族を奪った麻薬犯罪組織に復讐するという,ハードなストーリーとアクションが魅力の「MAX PAYNE」だが,シリアスな展開の中にも,思わずこぼれる「笑えるポイント」というものが忍ばせてあるのも本作のポイントだ。
今回はその「笑えるポイント」にも目を向けつつ,ゲームの流れを追っていくインプレッションをお送りする。 これから買う人はもちろんのこと,プレイ中の人も参考にできるようなポイント攻略も盛りだくさんなので,最後まで漏らさず熟読されたし。
マックスペイン インプレッション第3回
主人公,マックスの前に立ちふさがる敵は,ジャンキーかマフィアのみ。
彼らの共通項は,どちらも深刻に頭が悪いということ。マックスが見つからないように移動すると,戦闘に入る前に極めてくだらない話をしているのが聞こえてくる。細かいディティールを堪能するためにも,こういったバカ話をすべて聞き届けてから銃撃戦に突入するのが,正しい遊び方といえる(かもしれない)。
■ロスコー・ストリート駅での一幕。奥で話しているチンピラたちは,マフィアに仕掛けられた爆弾を解除するため,切断するコードの色でもめているようだ。
■廃墟となっているホテルの廊下で,一人スロットマシンを遊ぶマフィア。だが外れた瞬間,逆ギレしてスロットマシンを攻撃! 実際にもこういうオヤジいますよね。
また「MAX PAYNE」では,周囲の細かい部分を見にも,かなり気を配って作られている。 ……とはいっても,自動販売機やレジなど,ストーリーにはまったく関係ないのがポイント。自販機は×ボタンを押すことでジュースが出てくるし(3個まで),レジは普通に押しても開かないが,銃撃すればトレーがせり出してくるのだ。
ただし,残念ながら(!?)お金は奪えない。一応,N.Y.市警の一員なので,そのくらいの節度は持ちましょう。
■レジを見るとついつい撃ってしまう。トレーの金に向かって必死で×ボタンを押すものの,手はむなしく空を切るばかり。
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■ホテルの中はおもちゃ(?)の宝庫。ベッドの横にあるスイッチを押すと,強力に振動するベッドも……。 |
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