■ゲームストーリー

　かつての大都市は「TOKYOミレニアム」と名前を変え，秩序（LAW）のもと，理想の管理社会「千年王国」を築こうとするメシア教によって支配されることとなった。

　その統治は「センター」と呼ばれる管理機構が行い，警察権を有する直属のエリートである“テンプルナイト”，センターへの出入りまでが許可されている“第一級市民”，アームターミナルの所持が認められた“第二級市民”，ミレニアムでの居住を認められているだけの“一般市民”と市民を階級化し，彼らを，その徹底的な管理下に置いていた。

　物語は，記憶喪失の青年「ホーク」が，ミレニアム内のコロシアムを有するヴァルハラエリアにあらわれ，ジムを主催する岡本にひろわれたことで動き始める。

　ホークは第一級市民への昇格をめざし，ヴァルハラエリアでの戦いを始めた。

　環境破壊などの不安から，市民に拡がる「新たな救世主」出現を望む想い。それに呼応するかのごとくあらわれたホーク。
　その戦いの先に待ち受ける運命とは……

■ゲームシステム

　そして左腕に装着したアーム・ターミナルを駆使して，悪魔達との戦いを繰り広げるのだ。

■プレイヤーの視点は，アーム・ターミナルからの情報を表示するゴーグルのディスプレイ装置の画面だ。		■屋外でのプレイヤーの行動で，悪魔とのバトルやストーリーイベントが発生する。

　悪魔とのバトルは，単純に戦って相手を倒せばよいというものではない。会話で悪魔を説得し，いっしょに戦ってくれる「仲魔」にすることも重要だ！

　「仲魔」にした悪魔はアーム・ターミナルに登録され，「悪魔召還プログラム」で召還してパーティに加えることができる。パーティ内の悪魔は，強力な攻撃でプレイヤーの戦闘をバックアップするぞ。

■悪魔との会話はコマンド選択形式でおこなわれる。うまく相手の気を引こう。		■「仲魔」同士を組み合わせ，より強力な悪魔を作り出す「悪魔合体」も可能だ！

　また，「仲魔」にできなくてもアイテムをくれたり，交渉不成立で襲ってきたりと，プレイヤーの対応次第で悪魔の出方も変わってくる。
　この駆け引きこそが，真・女神転生シリーズのバトルの最大の魅力なのだ。