編集部では，「信長の野望 Online」の特設ページを用意し，信Onの世界を生きるさまざまなプレイヤーのレポートをお届けする予定だ。

　ともかくやってみなくては分からないMMORPG！　まずは，無謀にも何も知らずに挑戦した初心者プレイヤーの体験記を紹介するぞ！

「何言ってんですか，初心者が失敗してトホホとする様をゲラゲラ笑って見るのが楽しいんじゃないですか。じゃ，ひとつよろしく」

……どうも“ダメな人”の代表として選ばれたことが分かってきて……，ちょっと微妙な心境！。

■自分の拠点となる国選び。純粋に信長様の下で働くのもいいと思うんだけど，北条君！　キミに決めた！（ポケモン風に）

■コミュミュケーションに重要な外見もこれまた大事。美男美女もいいけど，こういう濃いキャラもさ，やっぱ必要だよね？

んなろー，ようし，ダメはダメなりに天下を取って編集部をあっと言わせてやる！　まずは信濃へ隠密を派遣して暗殺っ！　……と思いきや、そういうゲームじゃない様子。最初はお殿様の配下からスタートなんですね，なるほど。なるほど、こういうのMMORPGっていうんですよね？

なんだか僕，相当に期待されてるんですが（←ちがう意味でな），おそるおそるゲームをはじめ，記念すべき最初のキャラクターを作成。

職業は，便利屋っぽく，かつ攻撃力が高そうな忍者。編集部が作ったという職業案内窓口というページ（3つの質問に答えていくと自分にあった職業を教えてくれる）で職業は決めていたので，ここは迷わず忍者を選択です。

理想は全裸で首を切ったりできる忍者なのだけど，どうもそれは不可能な模様。それならばと今度は濃いキャラをイメージして……名前はやっぱ漢字でそれらしいのがイイね。

■入ったら真夜中でした。そして，いきなり心配されてしまいました。

■案内役から最初の依頼（クエスト）をもらって，お城へ向かうことに。

んで，顔は……そう，一番濃いヤツを。おぉ，いいねいいね。体型も自由自在なのね。痩せ型はタイプじゃないからチョイ太めのガッシリ体型で，背もそんなに高くなくていいや。髪型は総髪で。普通のチョンマゲだと忍者っぽくないもんね。

てか，ハゲまでは分かるけど，何で戦国時代のキャラに金髪とか銀髪もあんの？　バテレンハーフ用ですかこれは？　スゲー。

声はそうだな，野太いオッサン声がいいんだけどナって「グッヘッヘ」ってスゲー声が選べるなぁ，こりゃ明らかに悪者だろ。でもこれでいっか……よし完成！

ってこれじゃ蟹○敬三デスヨ！　いや、いいんだ！　時代は濃いオッサンの時代なんだ！　と自分に無理やり言い聞かせてキャラ決定。いよいよサイバー世界へ，ジャックイン！（古ッ！）

暗っ！　ナニ，こんな暗いゲームなの？　あ，夜？　夜なのね？　忍者inナイトメア？（←意味不明）

■爺様の説教。そんな深いこといきなり言うか。

■字が読めん！（○ボタンを押しましょう）

俺は説明書をまともに読まない人なので（←読みましょう），ふらふらと行方のさだまらないまま歩きまわり，早速周囲のみなさんに挙動不審ぶりを披露。

やがて，人だかりができているのを発見。近付いてみると，みんなに囲まれていた案内人さんから城のお目付け役に会えといわれました。なんか俺，人に命令されるの嫌いなんだよな（←せっかく案内してくれてるのに……）。

俺ってほら，青い春まっただ中のビーバップなツッパリロケンロー？　（←大人になりましょう）

とか言っててもラチがあかないので，一晩町を歩き回ったあげく，やっと明るくなってきたころに地図なんてものがある驚愕の事実にダメっぷりを早くも露呈。

失敗してトホホな様を存分に披露しつつ，翌日，気を取り直して地図を凝視しつつお城に向かうのであります。

くすん，くすん，お目付け役さん，どぉーこぉぉー？

■お城に到着。慣れれば1分もかからないんだろうけど，探してるうちに一晩明けちゃったヨ……。

■いや，あの，裏切りとか，そんな急に言われてもですね。なんか，怒ってます？

という感じで，不安を抱えつつも，私のMMORPGの初体験は始まったのでした。

果たしてこの先，どんな出来事が俺を待ち受けているのか？　信長が生きた戦国の世を私は生き抜くことができるのか？

なに？　それ以前にお目付け役さんは見付かったのかって？　それはほら，下の写真を見てよ！

■ちょっとアンタ，やっと見つけたヨ！　ていうかお城入ってすぐんとこにいんじゃん！　もっと目立つ所にいてよ，もー！

■ついでに城内へ。なんか，俺，土下座とかしなくていいんすかね？　北条様にガンつけちゃっていいんですか？

では，次回をお楽しみに！