と思ったのですが，“マジメに書け”ってことなんですね。……自分にしてはマジメに書いてるのに！　プンスカ。

　拙者，相模は北条氏の配下の忍者，黒岬剣之介でござる。ニンニン（なりきりっ子←子!?）。さて，前回はイキナリ説明書も読まずにスタートして城下町とお城をウロウロして終わってしまったのでゴザルが，今回はチョットだけ取説を読んでみたで候。

　……ふむ，なるほどなるほど，チョット分かったでござるぞ（だから全部読もうよ……）。

■ 拙者，相模の忍び見習い，黒岬剣之介と申す者。

■この御方が我等がお頭でござる。

　今回は，お目付け役に言われた通り，修理屋で装備を直してもらい，薬座で薬をもらった上で，寄り合い所にも行ってお頭に会ったでござる。お頭は髭の伊達男。ウ〜ン，イカス。

　最初はこのお頭から依頼を受け，それを遂行するのがいいようでござるな。その依頼というのがネズミ退治なのでござるが……。忍者が猫になれとはこれいかに!?

　と少々不満を垂れつつ城下町の外へ。するとそこでは拙者と同じ今回登用された皆様がせっせとネズミ退治に励んでいる様子。

　ほうほう，これが問題のネズミ……ってデカッ！　これでは猫にも退治は無理でござるな。では拙者も早速はじめるでござるよ！　

　……あれ？砂ネズミに近づいて○ボタンを押しても一向に戦いにならず。はて？と見回して納得。すでに他の人と戦ってるのでござるな。なるほどこれは失礼いたした，横取りはできないようになっているのでござるな。

　名前が点滅してるのはもう戦闘中という意味だと，そこで気付いたでござる。お，ちょっと遠くにだれとも戦っていない砂ネズミを発見！

クァァァッ！　御命，頂戴いたーすッ！

■大きさが米俵一俵はありそうな砂ネズミと対決でござる！

■ヌン！忍者技能の最初の技，霞斬り・壱！

　いよいよ初めての戦闘でござる。視点がいろいろと変化してかなり凝った演出。ネズミ相手とはいえ，大迫力でござる！

　ズバッと斬ってまずは勝利！　わーいわーい。むふふふ，拙者もなかなかでござるな。と，そこで技能というコマンドがあったのに気付いたでござる。はてこれはどう使うのやら？

　と思い説明書を見たら，ようは職業特有の必殺技や能力のことで，これを駆使しないと職業の意味があまりないのですな。ぬかった！

　ようし，今度はこれを使ってネズミをギャフンと言わせるでござる！（ギャフンてアンタ）　ムッ，またまたネズミ発見！　御命！チョォーーー！（ひとり大興奮）

　……フゥ，やっと依頼であるネズミのしっぽを8本集めたでござるよ。城下に戻り，早速お頭の所へ。するとお頭から報償に銭をいただいたでござる！

　わほー！　お，なんだか国力というのも上昇したでござるな？　ネズミ退治が御国のためになるでござるか？　おお、それは頑張らねば！　お頭！またネズミ退治に行ってくるでござる！　銭だ銭だわほーい！（結局金か……）

　およよ，ネズミ退治に精を出していたら，拙者，レベルアップしたでござる。おー，なんだか強くなったような気が……しないでござるな。むしろ最初よりも弱いような？　本人情報という画面を見ると，攻撃力と防御力が赤い字に。はて？

　と今度は装備品を見てみたらなんといただいた旅刀の攻撃力がゼロ？　なんですと？　忍者服も防御力ゼロ？　何故に!?

　そこで拙者はっと思い出したでござる。武器や防具は使えば使うほど消耗するので，定期的に修理しなければならいこのでござるよ。これは修理屋で修繕してもらわぬといかんのでござるな。

　で，さっそく修繕してもらったのでござるが，一括で10文とまたお安いお手頃価格。ネズミ10匹分なので，報償金が入ることを考えればそんなに痛くないでござるね。

　で，直った武器と防具で戦ってみると……おお！強い！　拙者，こんなに強かったでござるか！　うほほー！

　なんとかこの世界の生活にも慣れてきて，拙者4レベルになったでござる。お金も貯まってきたし，ここいらで装備品もレベルアップさせたい所存！

　忍者屋敷の売り子に猛烈アタック！　まずは忍者服！クレー！　ヌッどれも高ッ，……いや，薄地の忍者服なら買えるッ！　ソレ，クレー！　と勢いで購入，装備してみた！ものの……？

「装備するのに相応しい名声を有していません」

　と出てビックリ。しかもこの状態だと死ぬと消失ですと!?　しかもエリアが切り替わるたびに「分不相応の品を装備しているので，気をつけねば……。」と出るので面倒くさいったらありゃしない！

　分かった！ 分かったでござるよ！

　死ななきゃイーンデショ！と憤りつつ両替所へ余ったお金を預けに行くと，そこは人で大賑わい。

　中には売り子をしている人もいるでござる。で，その中の1人にちょっと聞いてみたのでござるが，どうもほかの人が作った品ならば名声に関係がなく装備できるとか。

うう、ぬかった！　しかし，買い直す金はないので，なんとかもっと名声を上げねばいかんでござるよ。身を立て名を上げるには戦うしかない！

　とにかく，この分不相応だ！というメッセージは我慢して，樽蛇や風船コウモリを相手にがんばるでござる。こやつらも依頼にある退治対象でござるからな。

　と，蛇の皮やコウモリの羽を集めてはお頭に会って褒賞金をもらう繰り返し，ほどなくレベル5に。その後，お頭に会って退治報告をすると……なんと身分が足軽に！

　わほー！　名声が上がり，薄手の忍者服を着ててももう消えないでござるか!?　俸禄（給料）ももらえるでござるか？　クレー！　俸禄，クレーッ！　え？まだ溜まってない？

■戦いを続けていくと，戦闘技能がアップ。

■蛇やコウモリよりちょっと強い相模盗人は，あっちから襲って来るでござる。

　これまたニンともカンとも。しかしこれで強敵とおぼしき相模盗人とも戦えるでござる！

　盗人，御命，チョォー！

　忍者五里霧中というかんじですが、それでも1人で戦う術は学んできた様子。でも、いまだ城下から離れることのできない下忍が本当の外の世界を見るのはいつの日か。

　取れるか天下!?（←取るの？）