PS2版は新キャラのチーターも加わったドット演出，表現力が格段に向上した4階調カスタムドット，大興奮の“グレードサファリツアー”や“サファリチャンス”（後述）など，実機が忠実に再現されている。

　そこでやはり注目されるのは，そのデータ収集機能だろう。プレイ中に“インフォメーションウインドウ”を表示させると，画面にリアルタイムで総プレイ数，払い出し枚数なども表示される（後述）。

　台の設定も自由に選択できるので，設定ごとの波を見たり，小役のナビゲーションをしてくれる“サファリチャンス”などの当選率を調べることも可能だ。

　獲得したメダルとゲーム数をグラフ化したスランプグラフも見やすく表示されていて，“BIG”“REG”“サファリチャンス”など各ボーナスごとに色分けされている。何をきっかっけに好調になったかが分かって，実機での挑戦時にも参考になるぞ。

　リール部分だけを画面表示させ，リールの止めた位置の上下の図柄が分かる“スケルトン機能”やボーナスや小役のフラグを強制的に成立させることができるのも魅力だ。

■各種各ボーナスごとのタイミングが色分けされたグラフも用意される。

■総プレイ数，払い出し枚数などプレイデータ解析に役立つ情報も表示される。

　このウインドウを，出玉やBIG間ゲーム数といったそれぞれの項目ごとに分けられ，プレイヤーはどの情報を表示させるか，どの位置にウインドウを移動するかなど，自由にカスタマイズできる。

　自分の見やすい配置を見つけ出して，実戦の練習に役立てるのだっ！

　また，高速でゲームを消化できる“オートプレイモード”も搭載。その終了のタイミングを10種類の条件のもと，複数設定できるようになっている。有効に活用したい。

■青いウインドウにリアルタイムに変化する各種情報が表示される。

■好きな位置に情報ウインドウを移動できるのも嬉しい。