バトルの基本となるのは,前作でも登場した「ジャッジメントリング」。「II」ではさらに「コンビネーション攻撃」という新要素が加わり,より戦術性が増したことが特徴だ。
前作でも好評だった「ジャッジメントリングシステム」は今回も健在!
バトル時に,攻撃方法とターゲット(狙った相手)を選択すると画面上にルーレット状リングが登場。回転する針が“ヒットエリア”に重なったところでタイミングよく○ボタンを押す。
これがスロットマシーンの“目押し”のようで,さすがパチスロの雄・アルゼのタイトルですな。
どうしてもRPGの戦闘は,延々に単調な作業となりがちだが,このシステムにより一定の緊張感が維持でき,簡単なアクション性が楽しめる。
複数の“ヒットエリア”で目押しを決めれば連続攻撃が可能。3つの“ヒットエリア”があるリングが登場した際は,三撃目のヒットエリアで失敗したら二連続攻撃に,二撃目のヒットエリアで失敗したら単発攻撃となってしまうので注意。
なお,最初のヒットエリア内でボタンが押せなかったら、そのキャラクターの攻撃は不発となり、次のキャラクターにターンが移行する。
さらに“ヒットエリア”の後ろの赤い部分は“ストライクエリア”と呼ばれ,その範囲内でうまくボタンを押すことができるとダメージが増加する。
ただし“ストライクエリア”は“ヒットエリア”の後半に存在し、なおかつ幅が大変狭いので,狙って失敗すると,攻撃そのものがミスする可能性をはらんでいる。
■針が右へ回転する。針がオレンジ+赤のスペースに来たらボタンを押すのだ。
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■ボタンを押すスペースの最後の赤いエリアが“ストライクエリア”。
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今作ではジャッジメントリングを,ユーザーの好みに応じて自由にカスタマイズすることができることになった。
ゲームスタート直後のとある場所で,プレーヤーはリングの魂と名乗る不思議なキャラから“リングアイテム”なるものをもらう。このアイテムをゲットするとメニューから「リングカスタム」というコマンドが選択可能となる。“リングアイテム”は,ほかにも宝箱から入手したり,倒した敵が落とすことも。
リングアイテムには,大きく分けて「攻撃回数増」「エリア拡張」「追加効果」の3つの種類がある。
「攻撃回数増」は,ジャッジメントリングの“ヒットエリア”数を増やすアイテム。1人のキャラクターにつき最大2個まで付けることが可能。
キャラクターによって“ヒットエリア”の数はまちまちだが,最初からヒットエリアが3つあるウルは,5個まで増やすことができ,夢の5連続攻撃をも決めることが(“目押し”が上手くいけばね)!
■“ヒットエリア”の数を増やして,攻撃の連続性をアップすることが可能だ。
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■エリア拡張を図って,より確実な攻撃を仕掛けることもできるぞ。
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「エリア拡張」は,“ヒットエリア”と“ストライクエリア”をそれぞれ個別に拡張することができる。ミスをなくし,ストライクエリアの効果も期待できることになるわけだ。
最後の「追加効果」はこれを付けることで,通常攻撃時にさまざまな追加効果を付加できるチャンスが生まれるというもの。石化や即死といった強力な追加効果まで用意され,アイテムのレベルが高いほど,「追加効果」の発生率は高くなる。
ほかにもジャッジメントリングには,リングに成功し続けると5回転までする(通常1回転)「第五の鍵」なるアイテムも用意されており,さらに効果的な戦略が可能となる。
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