■ストーリー
地方都市,四方山(よもやま)町。
古くからの温泉街で,最近はニュータウン開発も進んでいる。
この町には,千年の昔から続くと言われる伝統の祭「四方山大大祭(よもやまだいたいさい)」があった。
60年に一度開かれる四方山大大祭は,町の三方にある3つの神社を挙げての盛大な祭だが,その祭にはもうひとつの顔があった。
町に住む人ですらほとんど知ることのない,四方山大大祭のもうひとつの顔……。それが「黒払い」だ。
3柱の神様が,四方山に溢れ出す「黒」と呼ばれる怪物たちを退治にやってくる。
そんな御伽話のようなことが,この町ではずっと昔から現実として行われていたのだ。ひっそりと。でも,確かに……。
夏休みに入ったばかりの7月。引っ越してきたばかりの主人公・優太は,とあるきっかけから神様のパートナー――ともに「黒」を狩る「獲り手(とりて)」――に選ばれてしまう。
訳もわからないまま,非現実的な祭に参加させられてしまった主人公。3柱の神様たちと,それぞれの「獲り手」たちの織り成す,騒がしくも楽しい1カ月の祭が始まった。
■キャラクター
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