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バンダイが総合力で勝負するプロジェクト――「交響詩篇エウレカセブン」発表(1/2 ページ)

2004年末よりアニメ誌などで特集が掲載されていた「交響詩篇エウレカセブン」の全容が明らかになった。TV放送やDVDをリリースするだけでなく、コミック、ゲーム、ブロードバンドコンテンツとしての展開など、巨大なプロジェクトとなっている。

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2005年4月17日、日曜日の朝7時から放映開始

 バンダイは1月31日、都内で発表会を開催し、アニメ・ゲーム・DVDなどマルチコンテンツ展開を行うプロジェクト「交響詩篇エウレカセブン」を発表した。アニメは4月17日朝7時より放映開始。

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主役メカの「LFO」である「ニルヴァーシュ TYPE ZERO」と主人公の「レントン」、謎の少女「エウレカ」

 ――メカニック業を営む祖父のもと、選択肢のない決められた将来に不満を抱きつつも、そこから踏み出せない14歳の少年レントンは、いつか世界を飛びまわりたいと夢見ていた。そんなある日、家に幻のLFO・ニルヴァーシュが堕ちてきた。呆然とするレントン。機体からは美しい少女エウレカが降りてきて、レントンに整備を頼むのだった。そんな時、塔州連邦軍のLFO部隊が現れ、エウレカたちと激しい戦闘を繰り広げることに……。運命的な出会いを果たした少年レントンと謎の少女エウレカ、この先2人を待ち受けるものは!?――というのが、アニメ版のストーリー。

 アニメ制作を担当するのはボンズ。監督はテレビシリーズ初監督となる京田知己氏、シリーズ構成は佐藤大氏、キャラクターデザインは吉田健一氏、メインメカニックデザインは河森正治氏という顔ぶれだ。このほか、コンセプチュアルデザインとして宮武一貴氏が加わっている。

 アニメは30分1話完結で全50話、4クールの放送となる。明日2月1日よりWebサイトでパイロット版のストリーミング配信も行われる予定。また、第1話の試写会が4月10日、オー・イースト渋谷DUOで開催されることも発表された。

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LFOは空飛ぶサーフボード「リフボード」に乗っての戦闘も。「人型モード」と「ビークルモード」に変形する
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ビークルモード
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レントンはメカニックの祖父と二人暮らしの少年。純情な性格で単細胞。エウレカに一目ぼれしてしまう
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エウレカは「物の心がわかる」という神秘的な14歳の美少女。レントンとの出会いが彼女を変えていく
タイトル 交響詩篇エウレカセブン
放送形式 30分1話完結。全50話。4クール
放送開始日 2005年4月17日朝7時(毎週日曜日放送)
放送局 MBS・TBS系列全国28局ネット(CBC、RKB、HBC、ATV、IBC、TBC、TUY、TUF、BSN、SBC、UTY、SBS、TUT、MRO、BSS、RSK、RCC、TYS、ITV、KUTV、NBC、OBS、RKK、MRT、MBC、RBC)

ゲームは2005年夏に発売

 なお、エウレカセブンのゲームも、2005年夏をめどに発売を開始する。これはアニメと同時進行での展開となり、1タイトルだけでなく3本程度のシリーズものとなる予定だ。プラットフォームはプレイステーション2。

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 なお、世界観やキャラクターデザインは同じだが、ゲームのストーリーはアニメとは別のものになる。ただし、一人だけアニメとゲーム両方に登場するキャラクターが存在するとのことだ。主人公がLFOと戦ったり、LFOやリフボードに乗っての戦闘が可能だ。

 ゲームの進捗率は30%程度。4月には正式発表を行う予定だ。

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タイトル 「エウレカセブン(仮称)」
発売日 2005年夏予定
価格 未定

 このほかコミックスもあり、「月刊少年エース」(角川書店)で2005年3月号より連載を開始している。

バンダイの総力を結集したプロジェクトに

(c)2005 BONES/Project EUREKA・MBS
(c)BANDAI 2005
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