「ナムコミュージアム」のゲームシェアリング機能体験顛末記(2/3 ページ)
19日から各地で開催されたゲームシェアリングイベント。当然取材に赴いていたわけだが、いろいろあって残念な事態に。ゲームシェアリング機能を取材しながら、同僚との意思の疎通を考える。
前にも述べたが、「ナムコミュージアム」のゲームシェアリングは全11収録タイトル中、アレンジ版を除く7種「パックマン」「ミズパックマン」「ギャラクシアン」「ギャラガ」「ラリーX」「ニューラリーX」「ディグダグ」を無線LANにてダウンロードできるようになっている。ただし、すべて1面のみ。プレイすると、ゲームシェアリングの待ち時間並にすぐに終わってしまう。実際手にとって遊んで昔を思い出し、もうちょっと遊びたい、と思わせる狙いならば、術中にはまっていたと言えよう。
記者が気になったのはゲームシェアリングもさることながら、当時の雰囲気そのままに遊べる縦画面でのプレイだ。今回の「ナムコミュージアム」に収録されている「パックマン」「ミズパックマン」「ギャラクシアン」「ギャラガ」「ディグダグ」の5タイトルには、アーケードを懐かしめる縦画面プレイ機能も搭載されている。
ゲーム中、STARTボタンでPAUSEをかけると、「CONTINUE」「ROTATE」「RATIO」「QUIT GAME」と表示される。CONTINUEとQUIT GAMEはいいとして、見慣れない「ROTATE」「RATIO」はなんだろうと前知識なく選んでみると「ROTATE」で画面が右回転した。そして「RATIO」は画面サイズが「ORIGINAL」「FIT」「FULL」「ARRANGE」の4種類に変更できた。つまり、ROTATEで縦画面にして、RATIOで画面サイズを変更するとあら不思議。PSP初の縦画面でのプレイが実現するのだ。ただし、実際にプレイしようとすると、かなり面白い体勢になってしまう。
ちなみにROTATE機能がない「ラリーX」や「ニューラリーX」でも、RATIO機能はある。横画面ながら拡大してみたり、フルサイズにしてやけに横幅の広がった画面で遊ぶこともできる。
ゲームシェアリングで受け取ったゲームはメモリースティックDuoに保存することができないので、ゲームを終了するともう一度ゲームを受け取らない限りデータは戻ってこない。
さて、話を戻そう。そもそも、ゲームシェアリングの取材のつもりだったのだが、第1号のお客様になるとは予想していなかった。このイベントは2月19日(土)から24日(木)まで開催されている。それだけの期間やっているのだから、早朝から来るようなツワモノは少ないのだろう。みんな銀座よりは新宿などに繰り出していると思うし。
あとは量販店の取材に行きますと気合十分のもう一人の記者に任せようと銀座を後にするのだった。もちろん帰り際には宝くじを買うことを忘れない。
しかし、この別記者は予想外の行動を取っていた。てっきり新宿に向かっているかと思ったのに、「うしく」ってどういうこと? というかどこ? あくまでも銀座はおさえのはずでは? では意思のシェアリングが行き届いていない結果をご覧ください……。
20日牛久
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