チーム「#8」プロジェクト第3弾「ベルアイル」発表会（2/2 ページ）

ビー・ビー・サーブのオンライン投資開発チーム「#8」（ナンバーエイト）プロジェクト第3弾は、まさに“ゆりかごから墓場まで”の、冒険し、結婚、そして子育てまでも体感できるDNA継承型MMORPG。

[加藤亘，ITmedia]

スキル制や戦闘システムについて

ヘッドロック「ベルアイル」ディレクター津屋圭吾氏からは戦闘システムについての説明が行われた

　「ベルアイル」は鍛えた部分だけが成長していくスキル制を採用している。スキルは68種類、「戦闘」「魔術」「生産」「その他」と分類されており、鍛え伸ばしていくスキルがプレイヤーの個性となっていく。

　キャラクターの成長は、スキル制による個性化だけでなく、加齢による見た目や、プレイスタイル、結婚、育児、能力の継承などで変化していく。

　戦闘は最速のタイミングで自動攻撃するオートモードと、攻撃ボタンのタイミングによって特殊攻撃するマニュアルモードの2つが存在。

　魔術は、「魔術書」に書かれているものをオートで詠唱するのだが、呪文スペルをキータイピングすることで、より早く発動することもできる。

キャスティングスペルというスペル入力ウインドウに素早くタイピング

するといきなり攻撃発動

　プレイヤーは18歳になると、神父に愛を誓い結婚することができる。婚姻届を提出すると子供の作成が可能になる。子供は常に双子で誕生。父親と母親の所持するスキルを継承した第2のキャラクターとして、使用可能になる。

　5歳までは乳児、幼児として育児に専念することになるのだが、6歳を超えるとやっと操作可能になる。実社会と同様に、年齢に合わせた学校に通わせて教育を受けることになる。レベルの高い授業ほどパラメータを上げやすいので、親はせっせと学費を稼がなくてはならない。ゲームの中も厳しい社会だ。

　いつしかプレイヤーも歳を取る。「ベルアイル」では男性の場合では乳児、幼児、少年、青年、成人、中年、老人の7種のモデルがある。加齢によって姿形が変わるだけでなく、病気にかかりやすくなったりとその生活の仕方も変化していく。だが、この世界では、レベルキャップの上限値が年齢を重ねるほど上位に設定されているため、老人となってもうまく体調のケアに努めると最強になり得るという。

アウトオブゲーム

　「ベルアイル」はログインしていない状態でも時間が進んでいることは前に述べた。ではその間、プレイヤーは放置のままかと言えばさにあらず。ログアウト時でもキャラクターを成長させ、ログインせずとも携帯電話やPCのブラウザ上で、成長スキルの育成指示ができるほか、ゲーム中に受信したメールの確認なども可能。もちろんログアウトの状態からログインしている人へメールを送れるので、ちょっとした時間でも「ベルアイル」に触れることができる。

現在オープンβテスト実施中

「ベルアイル」プロデューサー柿添尚弘氏により、今後の予定を発表

　すでに「ベルアイル」はクローズβテストも終了し、本日18日16時よりオープンβテストの登録を開始している。オープンβテストの実施期間は3月25日〜4月22日を予定。今後のスケジュールとしては、パッケージソフト発売が4月25日（税込3990円）、4月27日正式サービス開始となっている。ちなみに正式サービス時には、ゲームの性質上キャラクターデータは消去されるとのこと。

　また、今後の展開としては、今夏に月刊ドラゴンマガジン（富士見書房）にて小説の連載を皮切りに、単行本や設定資料集、攻略本などの展開が予定している。

パッケージは「Blue」と「Red」の2種類が発売され、このイラストが使用される

　また、「ベルアイル」の公式PC2機種も発表され、本日MCJから販売されている。購入者特典も予定されており、「ベルアイル」正式サービス開始後に利用できるゲーム内レアアイテムを入手できる暗証コードを製品に添付するとのこと（ただしアイテムの内容は未定のため、後日発表）。

最後は「ベルアイル」リードゲームマスター栗原哲氏により、実際ゲームマスターとして運営に携わる「Trinity」（トリニティ）が紹介された。今後はTrinityによって、各種様々なイベントが提供されることになる

最後はこっそり覗きに来た孫泰造氏と国枝氏との2ショット

対応OS	Microsoft Windows 2000/XP

※画面は開発中のものです。
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