ゴールデンウィークの真っ只中、東京ビッグサイトに萌えが集結――「DreamParty東京 2005春」後日譚(2/4 ページ)
5月4日に行われたキャラクターコンテンツ展示会「DreamParty東京 2005春」(以下、ドリパ)。新作「true tears」を発表したブロッコリーをはじめ、全71のメーカーがミニイベント開催やオリジナルグッズ販売などを行って大盛り上がりをみせた。
萌の聖地には男の熱気が溢れていた
「アニマムンディ」の取材もそこそこに、その場の空気に耐えきれなくなった私は、そそくさとドリパ会場へと逃げ込んだ。だが、当然のことながらそこは男、男、男の山。まだ春だというのに、夏場の体育会系の部室を思わせる熱気が立ちこめていた。これなら、まだ先ほどの「Boy'sParty」の方がマシだったと思いながらも、気を取り直して取材を開始した。
会場に着いてまず目についたのが、PCゲーム「蒼い空のネオスフィア」などで知られる工画堂スタジオのブース。ここでは今年秋の発売が予定されている期待作「状況開始っ!」の告知を行っていた。この作品は、軍人教育が盛んな国・眞州を舞台に、軍士官学校予科鎚浦高等部に通う少女たちの学園生活が描かれていくAVGとのこと。
PS2版「バルドフォース エグゼ」などで知られるアルケミストのブースでは、6月30日発売予定のPS2ソフト「ショコラ」の宣伝用ムービーが公開されていた。
「ショコラ」はメイド喫茶が舞台となる作品で、かわいい制服に身を包んだ女の子たちが多数登場する。当然このブースには作品内に登場する制服を着たコスプレイヤーさんがいると思ったのだが、間が悪く出会うことができなかった……。
通路を挟んだ向かい側のブースではトライネットエンタテインメントが、現在深夜枠で放映中のアニメ「こいこい7」や「IZUMO」の関連グッズの販売を行っていた。真っ赤な「こいこい7」の衣装が人込みの中でもひと際目立っていた。
通路の奥の方では、何やら立ち止まって思案しているお客さんたちの姿が。不思議に思って近づいてみると、そこではドリパ限定のテレカを販売していた。
このイベントを象徴するかのようなかわいらしい絵柄のテレカが4種類あり、皆どのテレカを買うか思案していたようだ。だが、目の前で立ち止まっていた人は結局4枚全部買っていった。
会場の中で一種独特の空気を放っていたのは、「カードゲームゾーン」だった。整然と机が並べられ、何十という人々が向かい合って黙々と対戦している姿は、遠目には就職説明会か何かのようにも見えなくない。
実際には「アクエリアンエイジ」と「リセ」のトレーディングカードを使ったゲーム大会が開催されており、白熱した戦いが繰り広げられていた様子。勝者には豪華景品も出ていた。
初心者や未経験者には敷居が高そうだが、カードゲーム講習会も行われ、初見の人にも優しいイベントになっていた。
さらに奥へ進んでいくと、プリンセスソフトのブースを発見。PS2ソフトのみならず、テレビアニメでも好評を博した「Φなる・あぷろーち」の数量限定オリジナルテレカを販売していて、巨大な人だかりができていた。よく見てみると、その中心にはかわいらしいコスプレイヤーさんの姿が。さっそく人だかりに混じり、撮影を敢行。
締めはやっぱり大盛り上がりのイベントで
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