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E3 2005一部停電の中オープン――SCE、任天堂、Microsoftの3大ハードメーカーブースレポート(1/2 ページ)

5月18日〜20日、北米ロサンゼルス・コンベンションセンターにて、世界最大のゲームの祭典「Electronic Entertainment Expo 2005」(E3 2005)が開催している。まずは速報として3社ハードメーカーを軽く紹介する。

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 5月18日10時(北米時間)、次世代機ゲーム機を待ちに待ったファンと各国のメディアが詰め掛け、世界最大のゲームの祭典は幕を切った。しかし、会場となるコンベンションセンターの一部で電気トラブルが発生し停電になる事態に。前代未聞の波乱の幕開けとなった。

 停電は午後まで続き、ウエストホールに出展している一部のブースに影響が出た模様。広大な会場には人が溢れ、オープンから大盛況となっている。

 今年はなんといってもSCEの「プレイステーション 3」、任天堂「レボリューション」、Microsoftの「Xbox 360」と、3大ハードメーカーが発表している次世代ゲーム機関連に熱い注目が集まっている。すでに各社とも事前のプレスカンファレンス等で、次世代機を発表し3社3様の方向性を打ち出している。

SCEブースはやはり「プレイステーション 3」でWELCOME CHANG3

 SCEは16日(北米時間)に催されたSCEA主催のプレスカンファレンスにて、「プレイステーション 3」を発表。E3では、PS3を実際目の当たりにできる点と、その参入メーカーによるPS3用タイトルがどのようなラインナップになるかが注目となっていたが、PS3関連はブース内の特設シアターでの映像公開のみに留められているといった感じ。

 また、日本未発売のPS2、PSPタイトルがこれでもかと出展。大半がプレイアブルのため、手に取って遊ぶことができた。


会場ブース内の特設シアターにて、先日カンファレンスで流された「プレイステーション 3」の紹介映像がダイジェストで上演。ホワイト、シルバー、ブラックの3色とコントローラが展示されていた

日本未発表のPS2「24 THE GAME」。大人気テレビドラマがゲームとなった。もちろん主役はジャック・バウアー

「GENJI」もプレイアブルで出展

「ワンダと巨像」はこちらでは「SHADOW OF THE COLOSSUS」

任天堂ブースはDSとミクロを重点的に出展

 任天堂は翌17日(北米時間)に、「Nintendo Media Briefing」と称したプレスカンファレンスを開催。コミュニケーションを大事にするとした“任天堂イズム”をさらに押し出すと共に、その牽引力となる次世代機「レボリューション」が初お披露目した。 今回は遠目でしかその姿が見れなかった「レボリューション」が出展されているかと思われたが、残念ながら姿形もない。ただ、キラータイトルとなりえる「The Legend of Zelda:Twilight Princess」(以下、ゼルダ)には試遊できるとあって長蛇の列ができていた。

 さらに、プレスカンファレンスで明かされた「ニンテンドーミクロ」が、プレイアブルで出展。「三國無双」や「ドンキーコング Jr.」など実際に手に触れ遊ぶことができた。カンファレンスでは発売日や価格、ソフトタイトルなど詳細については伏せられたままだったが、すでに実用化までこぎつけているだけに、その正式リリースが期待される。

 会場にはニンテンドーDSのダウンロードステーションが設置され、「ゼルダの伝説」のE3用トレイラーやギャラリーがダウンロードできた。また、「Polarium」「Meteos」「Table Hockey」「Submarine」「Electroplankton」などのデモが遊べたほか、「動物の森」を使用したシアトルと会場、ニューヨークと会場を結んだインターネット接続のデモンストレーションも行われていた。「VoIP」で自分がマリオ、相手がワリオとなって会話をするコミュニケーションの提案も。


会場にはダウンロードサービスが。DSを持参して来た人は「ゼルダ」を遊ぶために並ぶ前に、まずここでダウンロードして暇つぶしに備える

 E3用としてトレイラーが製作された「ゼルダ」をはじめ、DS関連タイトルや日本未発表ものを含めて多数試遊OKで展示。


GCの「Odama」。音声識別によって大群を意のままに操る

Microsoftブースでは「Xbox 360」向けタイトルの一部がプレイアブル出展

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